中国環境保護部は3月16日、第8回目の中国の古紙輸入ライセンスを発行した。発行したライセンス量は約131万6千トンで、うち約128万5千トンを玖龍紙業(ナインドラゴン)が占めた。
今回のライセンスの内訳は、玖龍紙業・東莞工場=約100万6千トン、同天津工場=約20万8千トン、同河北工場=約7万1千トン。他には理文造紙(リー&マン)・重慶工場=約3万トン、徳彦紙業=約1,200トン。理文造紙の江蘇工場に約12万6千トンの古紙輸入ライセンスが発行されたが、これは1月22日に発表された第4回分の輸入港変更によるもの。第4回時は張家港と常熟港だったが、今回は南京港に変更された。
公表日 | 数量(トン) | 対象 | |
---|---|---|---|
第1回 | 2017/12/25 | 2,265,673 | 10社15工場 |
第2回 | 2017/12/29 | 344,291 | 3社3工場 |
第3回 | 2018/1/12 | 466,301 | 4社7工場 |
第4回 | 2018/1/22 | 1,114,626 | 18社19工場 |
第5回 | 2018/1/31 | 407,945 | 3社3工場 |
第6回 | 2018/2/9 | 182,925 | 12社12工場 |
第7回 | 2018/2/23 | 636,730 | 1社1工場 |
第8回 | 2018/3/16 | 1,315,676 | 3社5工場 |
計 | 6,734,167 |
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