古紙価格・製品市況の記事一覧

2022年3月14日 古紙価格・製品市況 » 1467号

【国内古紙販売価格】
今回の段原紙値上げ時も国内建値改定はない!?
回収業者・問屋・メーカーともに上げに消極的

　一部の問屋は、今年2月からの各社段原紙価格の値上げに際して、段ボール古紙のメーカー買取価格のアップを嘆願しているという。現在の段ボール古紙の国内建値はキロ18円だが、17年7月に15円から18円に上昇してから4年半もの […]

2022年3月14日 古紙価格・製品市況 » 1467号

【製紙の原燃料コスト】
石炭・ＬＮＧ価格が暴騰
製品の値上げ効果も浸食

　製紙メーカーが燃料価格の急騰に見舞われている。石炭は1月に豪州品がトンあたり197ドルを付けて前年同月比27％高。その後200ドルを超えて、3月のスポット価格では400ドル台という信じられない価格も付けている。ＬＮＧ（ […]

2022年3月7日 古紙価格・製品市況 » 1466号

【古紙輸出価格】
段古紙の20円相場が最長
懸念は段原紙値上げ！？

　2002年から日本の古紙輸出が増え始めた。長年、需給ギャップ拡大による価格低迷に苦しんだ古紙業界にとって、救世主となった訳だが、古紙輸出価格の上下動に大きな影響を受けてきたのも事実。現在は輸出量の縮小時代に入ろうとして […]

2022年2月28日 古紙価格・製品市況 » 1465号

【紙分野の価格修正】
注目される王子の値上げ判断
収益性でメーカー間格差も

過去最高益の見通し 　王子ＨＤが2月25日現在、印刷情報用紙と家庭紙の2品種の価格修正について、沈黙を貫いたままだ。ただ、両品種ともに「検討はしている」とは伝えられ、年度替わりを見据えて発表に踏み切るのか注目されている。 […]

2022年2月21日 古紙価格・製品市況 1464号

【古紙国際市況】春節後は更に上昇

　中国の春節後（2月7日以降）は更に古紙の国際市況が上昇している。米ＯＣＣ（＃11）の輸出価格は300ドルとなり、前月から10ドル上昇した。また米ＯＣＣ（＃12）の東南アジア向けは305～310ドル、インド向けは330ド […]

2022年2月14日 古紙価格・製品市況 » 1463号

【国際市況】
春節後の製品価格が上昇 新聞古紙も反騰の気配

　今年の中国の春節（1月31日～2月6日）が終わり、古紙の国際市況も変動期に入る。まだ春節後の具体的な中国の古紙価格・製品価格は出揃っていないが、製品価格は、山鷹ＨＤが段原紙の価格を2月8日からトン当り50～100元引き […]

2022年2月7日 古紙価格・製品市況 » 1462号

【家庭紙向け価格】
需給緩み、東西で横ばい
輸出・板紙向けで引き合い弱く

　家庭紙向けの上物古紙価格は、東西ともに均衡状態が続いている。年末頃から上昇期待も高まったが、メーカーと問屋の交渉は平行線を辿っているもよう。今年1月から上物古紙の発生源に関わる印刷情報用紙が価格改定され、15％以上値上 […]

2022年1月31日 企業動向 古紙価格・製品市況 »  1461号

【レンゴー】
約3年半ぶりの原紙値上げ、脱炭素対応急ぐ
2030年度までにCFP（ｶｰﾎﾞﾝﾌｯﾄﾌﾟﾘﾝﾄ）を大幅削減

　今年、レンゴーが経営テーマに掲げるのが『ＧＤＰ』だという。Ｇ＝Ｇreen（環境）、Ｄ＝ＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）、Ｐ＝Ｐerson（人）への取組みだ。環境とは本格的な脱炭素対応をより推し進めることで、今回 […]

2022年1月31日 古紙価格・製品市況 海外動向 » 1461号

【古紙輸出価格】
ＯＣＣの輸出価格が上昇
雑誌は需給が緩む懸念も

　Ｊ―ＯＣＣ（日本の段ボール古紙）の輸出価格が上昇している。欧米からの物流が滞っていることで、ベトナムのメーカーが価格を上げてきたことによる。またその起因となっているのは、Ａ―ＯＣＣ（米国段ボール古紙）のインド向け輸出価 […]

2022年1月24日 古紙価格・製品市況 市場データ » 1460号

【古紙在庫量・在庫率】
雑誌古紙、過去最低の在庫
段ボール・新聞はやや回復

製紙メーカーの古紙在庫量・在庫率 　21年11月までの製紙・古紙需給の数字が出揃ったので、検証したい。まずは製紙メーカーの在庫量と在庫率について。21年9月まで危機的状況が続いていたが、10月から段ボール古紙・新聞古紙は […]

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