コラム「虎視」の記事一覧

2010年5月24日 オピニオン » 886号

コラム「虎視」 886号

コラム「虎視」

▼最近、商社筋からよく聞くのが2015年問題。2015年には中国内の古紙回収率が飛躍的に伸び、中国内の古紙価格が世界指標になり、古紙輸入が頭打ちになるという問題を指す。本紙でもこの問題を877号で採り上げ、将来の中国の輸 […]

2010年5月17日 オピニオン » 885号

コラム「虎視」 885号

コラム「虎視」

▼本紙調査によると日本の古紙ヤード（ベーラーなどを設置した回収基地）数は今春時点で1769ヵ所。今年も20ヵ所前後増えそうで、1800ヵ所に達するのは時間の問題だろう。 ▼考えてみると日本はどうやら世界で最多の古紙ヤード […]

2010年5月10日 オピニオン » 884号

コラム「虎視」 884号

コラム「虎視」

▼古紙再生促進センターは古紙の統計分類と主要銘柄の一部を改定した。これまでの模造・色上の主要銘柄は①模造②ケント③色上④白アート⑤飲料用パック⑥オフィスペーパー。これに⑦チラシを新たに加えた。チラシは新聞の折り込みチラシ […]

2010年4月26日 オピニオン » 883号

コラム「虎視」 883号

コラム「虎視」

▼東北地方のように積雪のある地域では、冬場の集団回収がストップしてしまう。そのため、春先に家庭で備蓄されていた分が一挙に排出されることになる。問屋の扱い量を聞いても、冬場と夏場では大きく変わってくるようだ。 ▼これと似た […]

2010年4月19日 オピニオン » 882号

コラム「虎視」 882号

コラム「虎視」

▼中国最大の板紙メーカー、ナインドラゴンは08年の世界同時不況の影響を受けて、マシン4台（27号機～30号機）の設備計画を延期していたが、今回、発表された同社の中間決算によると、今年末から来年にかけてマシン6台を新設する […]

2010年4月12日 オピニオン » 881号

コラム「虎視」 881号

コラム「虎視」

▼大手2社が先導した4月からの建値修正は、様々な波紋を呼んでいる。建値アップと地域格差の是正を同時に行ったため、近畿以西の雑誌建値が10円から4円アップの14円になった。4円アップしたのは、オイルショックの時期を除けば初 […]

2010年4月5日 オピニオン » 880号

コラム「虎視」 880号

コラム「虎視」

▼紙・板紙生産のアジア主要10ヵ国で、古紙の回収量が消費量を上回る、古紙の輸出国は日本だけ。残る9ヵ国は消費が回収を上回る輸入国だ。回収から消費を引いた需給ギャップがもっとも大きいのが中国で、2,000万トン以上も不足し […]

2010年3月29日 オピニオン » 879号

コラム「虎視」 879号

コラム「虎視」

▼古紙価格が高値圏で推移する見通しが強い。中国の旺盛な需要に加え、チリ地震の影響によるパルプ需給のひっ迫感も高値観測を後押ししている。国内製紙は、古紙の消費量を減らしているものの、国際価格の突き上げに直面。こうした消費減 […]

2010年3月22日 オピニオン » 878号

コラム「虎視」 878号

コラム「虎視」

▼米国西海岸のＯＣＣ輸出価格、ＣＩＦベースがトン300ドルに乗せてきた。300ドル台に乗せたのは1995年の高原相場以来、15年ぶり。当時は中国市場がいまのように巨大化していなかったので、中国が台頭してから初めての300 […]

2010年3月15日 オピニオン » 877号

コラム「虎視」 877号

コラム「虎視」

▼中南米で大地震が続発しているが、日本も地震大国。1995年1月に発生した阪神大震災の記憶はいまだに生々しい。インフラが壊滅状態になり、日常生活が戻るまで古紙は集めるどころでなかった。近畿地区の古紙回収が激減したのをきっ […]

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