
▼過日、大手全国紙の環境部の方と話していたら、東京本社と大阪本社ではオフィスで発生するごみ(事業系ごみ)の分別収集に対する取り組み姿勢がまるで違う、という話をされた。例えば東京から転勤してきて大阪に勤務すると、それまで東京のオフィスではごみをきちんと分別していたのに、大阪ではいい加減に分別しているのに驚くという。これは東西文化の差というより、リサイクルに対する東京都と大阪市の取り組みの姿勢の差が顕著になっているためだ。これが企業や事業所のごみの出し方(分別)に反映してしまう。
▼昨年の広島、北九州市に続き、今4月から仙台市が事業系紙ごみの焼却工場への持ち込みを禁止した。東京23区から始まった事業系ごみの減量化・リサイクル化の動きは、主要大都市に拡がりをみせつつある。事業系ごみの半分を占めるのが紙ごみだからだ。
▼まだ紙ごみの搬入を規制していないのは、札幌、関西の3大都市(大阪、京都、神戸)、福岡市など。とくに関西は3大都市を抱えるので、地域的な遅れが目立つ。事業系ごみの発生量(処理量)をみると、14大都市全体で570万トン。このうち関西の3大都市が170万トンで全体の30%を占める。なぜ関西はリサイクルに動かない?
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