▼都道府県別の古紙ヤードマップを作成しているが、現在、中四国地区を調査中。これまでの調査で分かったことは、ベーラーを設置した古紙ヤードは人口8.5万人に1ヵ所ぐらいあるということだ。日本の人口は1億2,600万人なので、全国に1,500ヵ所近い古紙ヤードがありそうだ。
▼調査前は人口密集地ほどヤード密度(人口をヤード数で割る)も高いと思っていたが、これまでの調査ではヤード密度がもっとも高いのは鳥取県だった(4万7,000人に1ヵ所)。鳥取県はもっとも人口が少ない県である。逆にヤード密度が低いのは千葉県の13万3,000人に1ヵ所だった。地元の大手、佐久間さんの指摘によると、本紙が5ヵ所ほど脱落していたので、もっとも低いのは13万1,000人に1ヵ所の奈良県になった。遺跡が多く、工業用地や準工業用地が少ないためか。
▼ヤード数はやはり人口密集地に多く、トップは東京都で2位は大阪府、3位は埼玉県だった。このような古紙ヤードは、自治体が古紙の分別収集を始める時、受け皿ヤードになっているケースが多い。しかし、広島市は市が自らリサイクルセンターを作り、ビン、缶、古紙を持ち込んでいる。必ずしも既存の古紙ヤードが自治体に利用されているわけでもない。
2024年11月18日
コラム「虎視」
日資連は日本再生資源事業協同組合連合会の略称で、1973年のオイルショックの真っ只中に、主に専ら物の回収業者が[...]
2024年11月18日
ちょっとブレイク
サッカー日本代表の森保ジャパンが好調である。過去3年の日本代表の成績は29勝8敗5分(24年10月末時点)だが[...]
2024年11月11日
コラム「虎視」
小六会長とは全原連の新年会と総会で毎年顔を合わせていた。その会合が終わった後、いつも嘆いていた。「紙はゴミじゃ[...]
2024年11月04日
コラム「虎視」
生成AIの汎用ソフトが世に出て2年。ChatGPTはネット上の膨大なデータを解析して学習し、問題の解決策を示し[...]