
▼古紙、鉄スクラップ、古布、ビンなどの再生資源物は別名、もっぱら物とも呼ばれる。もっぱら再利用されるものとして、廃棄物処理法の対象外に置かれているからだ。従って、ごみであってごみでなく、機密書類やオフィス古紙などの回収で収集運搬の許可が必要ないし、逆有償で引き取ってもいいという解釈がなされてきた。経済産業省などもこうした立場を取っている。
▼では古紙問屋でなく、古紙を原料として使用する立場の製紙工場はどうか。問屋と同じでもっぱら物なので逆有償でも構わないし、処分業の許可も必要ないと解釈できるのかどうか。もっともバイオマス燃料は古紙ではなく廃棄物に当たる。このため、使用する製紙工場はRPF(固形燃料)や廃タイヤチップや木屑を有価で購入している。
▼この辺の事情に詳しい信栄製紙に聞いてみると、富士宮の本社工場は産業廃棄物の処分業としての許可を取得している。もっとも一廃の処分業は取得していないので、これも取得するために手続き中という。逆有償の古紙を使用する場合は、法的には灰色の部分がある。許可はないよりあった方がいいという意向だ。難処理古紙であろうと機密書類であろうと、廃棄物として処理されていた過去を持つ。過去が灰色にしている?
2026年05月25日【創業100年 古紙問屋】創業100年を超える古紙問屋は全国で計47社関東・中部(北陸・信越含む)が多いがルーツは各社各様
2026年05月25日【古着・古布価格】マレーシア一極化が進む仕入・販売価格共に下落
2026年05月18日【アルミ価格】過去最高値を毎月更新中アルミ缶(プレス)は400円台
2024年06月24日【2030年・2040年予測】2030年は紙・板紙消費18%減、古紙22%減新聞用紙と印刷・情報用紙は6年後に約4割減
2026年05月18日【㈱斎藤英次商店・斎藤大介社長インタビュー】「大本紙料の修行とラグビー挫折が人生経験に繋がる」「ドラッガーからマーケティングを学び新規事業に」
2026年05月25日
コラム「虎視」
3面に記載しているが、中部商組の石川理事長が退任し、新たに河村商事・河村社長が新理事長に就任した。石川理事長は[...]
2026年05月18日
コラム「虎視」
今回のインタビューが興味深い話だったので、他の古紙問屋で修行した経営者をピックアップしてみた。
[...]
2026年05月18日
ちょっとブレイク
現在、日本全国には引きこもりが146万人いるという。これは約50人に1人が引きこもっている計算になる。引きこも[...]
2026年05月11日
コラム「虎視」
懇意にしている古紙業者からこんな依頼を受けた。「息子が大学の卒論で古紙回収の変遷をテーマにしているので協力して[...]