
▼これだけ輸入が爆発的に増えると価格の高騰が懸念されるが、中国から見た輸入市況(日本からみれば輸出市況)は、意外なほど平穏に推移している。輸入の半分を占める段ボールでみると、昨年の日本の輸出市況(関東商組による)は高値132ドル、安値120ドル(いずれもトン当たりのCIF価格)、上下わずか12ドルである。円価にしてキロ1円40銭だ。
▼価格が平穏なのはなぜか。最大の要因は古紙の輸出国である米国、日本、欧州において需給ギャップが拡大し、輸出余力が高まっていることにある。米国は回収が余り伸びていないが消費が大幅に後退したため。日本は消費が横ばいだが回収が大幅に増えたため。欧州も日本と似た状況か。
▼もうひとつの要因は、輸出国に占める中国のウェートが圧倒的なことだ。米国でも昨年、初めて50%を超え、日本は84%である。これらが古紙の輸出市況の平穏な理由とみたい。
2026年03月16日
コラム「虎視」
鉄・非鉄業界の業界動向や価格情報を報道しているのが、業界紙の日刊市況通信である。実は以前、印刷している印刷屋が[...]
2026年03月09日
コラム「虎視」
昨年から今年にかけて、パック連の主催による紙パック回収システム強化検討会が3回にわたって行われた。これまでの紙[...]
2026年03月02日
コラム「虎視」
2015年7月に発刊された「コロッケ先生の情熱!古紙リサイクル授業」は、同年の青少年読書感想文全国コンクールの[...]
2026年02月23日
コラム「虎視」
これまで20年にわたって各国貿易統計のデータを取得していたのが、ジェトロ(日本貿易振興機構)のビジネスライブラ[...]