
▼弊社の所在地は奈良市朱雀、平城ニュータウンという新興住宅街の一画にある。奈良市の北部と京都府の南部は隣接しており、道路のこちら側は奈良市で向こうが京都府という地形。奈良に住んでいながら京都に近親感がある。古紙ヤードとしてはアライの森(京都府木津町)さんが一番近い。
▼その京都で廃棄物処理からリサイクル事業まで、多様な事業と取り組んでいる企業に安田産業グループがある。同社をみていると、リサイクル産業の明日が読め、近くに所在するので気軽に取材をさせてもらっている。いま同社は11のリサイクルシステムを持つ。①空き缶選別②木質系燃料チップ製造③再商品化事業部・成形④古紙圧縮梱包⑤RPF固形燃料化⑥空き缶再資源化⑦廃飲料⑧アルミサッシ造粒⑨機密書類溶解⑩有機肥料製造⑪オートレム式食品廃棄物リサイクル。
▼③はペットボトルをペレット(粒)化する⑥は空き缶をアルミとスチールに分離し、ペレットを製造する。缶をペレットまで仕上げる設備は国内でも数少ない。⑪は食品廃棄物を飼料や肥料にする設備で、以前に紹介した。④と⑨が古紙分野でベーラーを3台保有している。扱う古紙は段ボールと機密書類が中心。今年もいくつかの案件を持ち、チャレンジしようとしている。
2025年12月08日
コラム「虎視」
03年に高良・高橋常務、古紙ジャーナル創業者の父、私の3人で、愛媛県の常裕パルプ工業を訪問した。そこで古紙パル[...]
2025年12月01日
コラム「虎視」
日本国内の古紙利用工場は中小を含めて約140カ所。そのうち家庭紙(ティッシュ・トイレット等)を生産するのは52[...]
2025年12月01日
ちょっとブレイク
凄い時代が来たものである。大谷選手は、投手で10奪三振の好投を見せながら同じ試合で3本塁打を放ち、全てのメジャ[...]
2025年11月24日
コラム「虎視」
家庭ごみ有料化の話題を大々的に本紙で取り上げていたのは、08年~09年頃である。この頃は、政令市でも実施する自[...]