製紙メーカーの記事一覧

2021年2月15日 企業動向 »  1414号

【国内の古紙需給】
各工場で定修による荷止め
発注20～30％減の工場も

　2月は不需要期にあたるため、各社でボイラー点検などによるマシン休転が予定されている。ただ、今年は例年より期間が長い工場もあり、古紙需給にも影響を与えそうだ。コロナ感染拡大の緊急事態宣言の延長で、製品需要の回復も読みにく […]

2021年2月1日 古紙ジャーナル記事 »  1412号

【カーボンニュートラル】
製紙業で2050年までに排出ゼロ目指す
紙・板紙生産４割減、古紙利用と相反も

　製紙業界は2050年までに生産活動におけるＣＯ2排出量の実質ゼロを目指す。これまでも温暖化対策に取り組んできたが、長期ビジョンでカーボンニュートラル産業に向かう将来像を示した。紙・板紙の生産量で4割減を見込み、再生可能 […]

2021年2月1日 市場データ » 1412号

【2021年の内需見通し】
コロナ・ショックで１割減
今年も本格回復遠く

生産1割減だが輸出超過 　紙・板紙市場におけるコロナ・ショックの影響を振り返るとともに、今年の需要回復の行方を分析したい。データについては、日本製紙連合会が発表した「紙パルプ需給速報」および「2021年紙・板紙内需試算報 […]

2021年1月25日 企業動向 » 1411号

【大興製紙】
140億円の負債抱え倒産
レンゴーが再生支援に名乗り

　大興製紙㈱（本社：静岡県富士市）が15日、東京地方裁判所に会社更生法の適用を申請。同日、監督命令兼調査命令を受けた。再生支援のスポンサーとしてレンゴーが名乗りを上げており、既に基本合意書を締結している。営業を継続しなが […]

2021年1月25日 企業動向 古紙価格・製品市況 »  1411号

【家庭紙】
緊急事態後も買い占め騒動回避

　新型コロナの感染拡大を受けて緊急事態宣言が発令された。1月15日までに計11都府県が対象地域となり、期間は2月7日まで。これまでのところ、昨年3月のようなトイレットペーパーなどの買い占め騒動は起きていない。今回も日本家 […]

2021年1月11日 企業動向 古紙価格・製品市況 »  1409号

【段ボール古紙調達】王子ＨＤが輸出原紙枠下げ
大王製紙が社長交代発表【約10年ぶり】

　王子ＨＤが1月から段ボール古紙の輸出原紙枠の価格を引き下げた。関東地区や近畿地区において古紙問屋からの輸出原紙枠の店頭調達価格をキロあたり8円→6.5円に、九州地区では13円→12円に修正した。輸出原紙枠の比率は関東や […]

2021年1月4日 海外動向 »  1408号

【中国禁輸元年の古紙需給】
東～東南アジアへ世界の古紙需要シフト
丸紅ＫＯＡ（ベトナム）・王子ＧＳＰＰ（マレーシア）でも新稼働

　2021年は古紙の消費先が東～東南アジアに移る大きな節目の年となりそうだ。中国が全面輸入禁止で古紙需要を牽引する時代が終わった。一方、バーゼル法改正で一部の廃プラ輸出が難しくなるなど、再生資源に対する輸入規制は各国でも […]

2020年12月21日 古紙価格・製品市況 »  1407号

【古紙需給・輸出価格】
ＯＣＣ上昇も手取り減
年末年始の受入、例年並み

　これまでは最大輸出国の米国、最大輸入国の中国の古紙トレードが国際市況の指標となっていたが、11月上旬をもってなくなった。現在は指標がなく手探りの輸出相場と言えるだろう。 日本古紙 　12月中旬時点では、想像以上に発生が […]

2020年12月14日 企業動向 » 1406号

【北越コーポレーション】
2050年までにＣＯ2ゼロの方針表明
製紙で初、脱炭素・設備再編が引き金

　北越コーポレーションが2050年までにＣＯ2排出量をゼロにする方針を表明した。製紙メーカーとしてＣＯ2排出量ゼロ目標を掲げるのは初めて。11月末に「北越グループ ゼロＣＯ2 2050」を策定し、同社の環境に対するビジョ […]

2020年12月14日 古紙価格・製品市況 »  1406号

【輸出原紙枠の古紙調達】
原紙の輸出拡大で定着
各社の設定手法に差異も

　段ボール原紙の輸出拡大とともに、国内メーカーが輸出原紙枠として一部の段ボール古紙を別枠で調達する方式が定着した。あくまで国内基準価格である店頭18円は維持し、輸出原紙向けに使う古紙については、国際市況に合わせて柔軟に購 […]

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