製紙メーカーの記事一覧

2021年6月21日 企業動向 市場データ »  1431号

【ペーパータオル】
丸住製紙が年間4万㌧まで設備増強
ハンドドライヤー解禁で逆行も

　コロナ禍によって需要が急増したペーパータオル。手洗いが励行されたことにより、手の水滴を清潔に拭き取るペーパータオルのニーズが高まった。日本家庭紙工業会の統計によると、20年のペーパータオルの生産量は23万7000トンと […]

2021年6月14日 市場データ »  1430号

【段原紙の輸出動向】
増加傾向で年100万㌧も
輸出比率が10％越え

　日本から段ボール原紙の輸出増が続いている。1～4月実績は計33万5764トンと前年同期比38％増。品種別でライナーが23万6668トンの51.6％増、中芯が9万9096トンの13.1％増。ライナーと中芯の比率は70：3 […]

2021年6月7日 企業動向 »  1429号

【カーボンニュートラル】
製紙5社が2030年に向けた目標示す
エネルギー転換でコストアップの可能性も

　製紙各社がカーボンニュートラル（脱炭素）へ向けて動き出した。各社ともに2050年までの長期と2030年までの中期の2段構えで目標を設定。今年1月には日本製紙連合会が業界として排出ゼロを目指す方針を示していた。政府が20 […]

2021年6月7日 企業動向 » 1429号

【日本製紙】
岩沼工場が完全復旧、福島沖地震で被災

　日本製紙㈱は、今年2月13日の福島沖地震で岩沼工場と石巻工場が停止した。3月15日に石巻工場の全機は復旧したが、岩沼工場は、順次再稼働を行ってきた。3月11日に1台目、4月25日に2台目、そして5月30日に3台目のマシ […]

2021年6月7日 企業動向 » 1429号

【大王製紙】
第４次中期事業計画を発表

　大王製紙㈱は5月28日、第4次中期事業計画（21～23年度）を発表した。同社は第4次中計（23年度）の目標値として売上高7200億円、営業利益510億円、営業利益率7.1％を掲げた。第5次中計（26年度）では売上高80 […]

2021年6月7日 企業動向 »  1429号

【山鷹ＨＤ】
古紙パルプ102万㌧、木材パルプ65万㌧に

　中国大手製紙メーカーの山鷹ＨＤは、タイで3拠点目のパルプ生産設備を稼働する。前の2ヵ所は古紙パルプだったが、こちらは木材パルプを年産40万トン生産する。木材パルプ生産設備としては、買収したノルウェーにあるノルディックペ […]

2021年5月24日 企業動向 » 1427号

【製紙大手４社決算】
コロナ禍で大王製紙が増収増益
レンゴーは純利益が過去最高に

　製紙大手4社の20年度の決算が出揃った。昨年はコロナ禍という史上稀に見る特殊な状況の中で、製紙業界も大きな打撃を受けた。その中で段原紙・家庭紙は好調を維持し、大王製紙は増収増益、レンゴーは純利益が過去最高となった。各社 […]

2021年4月12日 市場データ »  1422号

【段ボール原紙】
一貫系メーカーがシェア伸ばし、専業系と明暗
転抄ラッシュで国内飽和感、海外輸出に活路

　日本の紙・板紙市場で、成長品種となってきたのが段ボール原紙（以下、段原紙）だ。食品や通販などの需要拡大が追い風となり、コロナ禍でも底堅い需要をみせた。過去5年間における段原紙の生産動向をみると、一貫系メーカーが生産を伸 […]

2021年3月29日 企業動向 »  1420号

【ナインドラゴン】
半期決算で過去最高売上
2023年末までに1100万㌧増設

　中国の大手板紙メーカーであるナインドラゴンは、20年6〜12月の半期決算において、売上が309億元の前期比7.1%増、純利益が40億元の同比75％増となった。増収増益の上、半期での売上は過去最高となった。中国経済はコロ […]

2021年3月22日 古紙価格・製品市況 » 1419号

【パルプが歴史的高値圏に】
4ヵ月で300ドル急騰のバブル相場
一得一失、注目される製品市況の行方

　パルプ市況が未曾有の高値圏に突入している。3月にＮＢＫＰ（晒針葉樹クラフトパルプ）のリスト価格（ＣＩＦ）は、ついに1000ドルを付け、歴史的な高値を記録した。ＬＢＫＰ（晒広葉樹クラフトパルプ）も800ドルを付ける。ＵＫ […]

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