国内価格の記事一覧

2021年1月11日 企業動向 古紙価格・製品市況 »  1409号

【段ボール古紙調達】王子ＨＤが輸出原紙枠下げ
大王製紙が社長交代発表【約10年ぶり】

　王子ＨＤが1月から段ボール古紙の輸出原紙枠の価格を引き下げた。関東地区や近畿地区において古紙問屋からの輸出原紙枠の店頭調達価格をキロあたり8円→6.5円に、九州地区では13円→12円に修正した。輸出原紙枠の比率は関東や […]

2020年12月14日 古紙価格・製品市況 »  1406号

【輸出原紙枠の古紙調達】
原紙の輸出拡大で定着
各社の設定手法に差異も

　段ボール原紙の輸出拡大とともに、国内メーカーが輸出原紙枠として一部の段ボール古紙を別枠で調達する方式が定着した。あくまで国内基準価格である店頭18円は維持し、輸出原紙向けに使う古紙については、国際市況に合わせて柔軟に購 […]

2020年10月5日 古紙価格・製品市況 市場データ »  1396号

【問屋の仕入れ価格】仕入相場、反転して上昇
【段ボール原紙輸出】８月単月で最多更新

　古紙問屋の仕入れ競争が過熱している。輸出市況が回復し、発生が減り続けていることが主な理由だ。10月上旬時点の輸出市況は昨年同期に比べて、ＯＣＣ（段ボール）で8円/キロ、ＯＮＰ（新聞）で10.25円／キロ、ＯＭＧ（雑誌） […]

2020年9月7日 古紙価格・製品市況 市場データ »  1392号

【家庭紙向け原料】
需給バランス乱れ、減産続く
込頁・オフィスミックスに余剰感

　今年前半は家庭紙の需給バランスが大きく乱れた。2月末より買い占め需要により、家庭紙製品は3割の出荷増を記録。しかし、5月中旬以降は反動減で製品在庫が膨れ上がっている。在庫は6月に7万7千トン、7月に7万6千トンと過去2 […]

2020年5月25日 海外動向 »  1378号

【中国の古紙・製品価格推移】
段原紙・国内古紙価格の下落続く

　2017年から直近までの中国の国内古紙価格と輸入古紙価格、段原紙価格の推移をまとめたので、様々な視点から分析したい。 　まず現状から。現在の中国の段原紙価格は、2017年以降で最も安くなっている。最も高かった2017年 […]

2020年5月11日 古紙ジャーナル記事 古紙価格・製品市況 »  1376号

【段ボールの輸出価格】
底値の２倍超まで回復、国内の原紙輸出枠上回る

　関東商組による5月積みの輸出共販事業はコロナ禍で中止。中部商組の輸出事業の結果は次の通り。 　①段ボール‥ベトナム向け　165ドル／トン、13.5円／キロ　日商岩井 　②雑誌‥中国向け　90ドル／トン、5.8円／キロ　 […]

2020年4月27日 古紙価格・製品市況 市場データ » 1375号

【家庭紙メーカー】
家庭紙向け原料軟化
反動減はＧＷ明け以降か

　家庭紙向け古紙の需給軟化が続く。東では4月初旬より富士のメーカーがキロ2円下げたことで、複数のメーカーが追随。西でも1～2円前後下げに動いた。様子見姿勢の他メーカーも、時間差で値下げ交渉に入るとみられている。 　ただ、 […]

2020年2月17日 古紙価格・製品市況 » 1365号

【古紙仕入価格】
小口の引き取り、逆有償又は0円が主流に
仕入価格は地域や輸出比率によって格差

　今回は各地区の問屋に、現在の仕入価格や逆有償回収の実施状況についてヒアリングを行った。輸出価格の低迷が長期化していることもあり、これまで最も仕入競争が激しかった関東地区は、最も仕入価格が安い地域になりつつある。小口の引 […]

2020年2月17日 古紙価格・製品市況 » 1365号

【雑誌古紙】
年初から在庫急増、紙製容器も下落

　年明けから雑誌古紙の余剰感が強い。関東商組の1月末の雑誌在庫は1万4000トンで前年同月比35％も多い。平均1万トン前後で、この水準まで増えるのは2011年4月以来のこと。 　背景には中国の輸入ライセンス発行後も、＃１ […]

2020年1月20日 古紙価格・製品市況 »  1361号

【輸出価格が反発】
段ボール、10円目指す展開に
ベトナム向けは検査強化も

　輸出価格が底打ちし、反発している。ドル価ではＯＣＣで95〜115ドル、ＯＮＰで130ドルほど。ＯＣＣの問屋店頭でキロあたり6〜8.2円、ＯＮＰで7.1〜9.8円を付ける。前月に比べ、ドル価で20〜30ドルの上昇、円価で […]

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