中国の記事一覧

2019年5月13日 海外動向 » 1327号

【2018年中国 製紙・古紙需給】
古紙不足で紙・板紙生産が大幅落ち込み
回収量も300万㌧超減、掘り起こし進まず

　中国造紙協会による2018年の紙・板紙統計の確報が公表された。紙・板紙の生産・消費ともに前年割れで2000年代以降もっとも落ち込んだ。輸入古紙の減少とともに国内古紙の回収も振るわず、古紙消費量は1,200万トンも落ち込 […]

2019年5月13日 海外動向 »  1327号

米中貿易戦争、更に長期化の様相に
米中ともに3～4割の古紙を輸出入

　米国のトランプ大統領は、中国からの輸入品5,745品目、金額にして2,000億ドル（約22兆円）に対して、昨年9月24日から10％の関税を課していたが、これを5月10日から25％に引き上げることを示唆した。米中両国は貿 […]

2019年3月18日 海外動向 »  1320号

【ナインドラゴン】
米パルプ工場を改造して生産増
国内利益減も海外拠点を拡充

　インドのメディアが伝えたことによると、3月2日に玖龍紙業（ナインドラゴン）とインドのＭＩＤＣ（マハラストラ・インダストリー・デベロップメント・コーポレーション）が合意書を締結したと報じた。ＭＩＤＣはインドのマハラストラ […]

2019年3月4日 市場データ »  1318号

【段原紙の輸出入】
日本の輸出、50万㌧台維持もライナー急伸
中国の輸入、古紙代替で6割増の250万㌧

　近年伸びている段ボール原紙（ライナー・中芯）の日本からの輸出量と中国の輸入量の動向を調べた。 　18年に日本から輸出された段原紙は55万9,000トンに上り、前年比1.2％減だった。段原紙の輸出は13年以降急増していた […]

2019年2月25日 海外動向 »  1317号

【中国の大手板紙３社の動向より】
古紙の全面輸入禁止控え、海外進出を加速
欧米でＭ＆Ａ、東南アジアでは工場新設

　中国政府による古紙の輸入規制強化で、2020年末に向けた全面輸入禁止が現実味を帯びる。中国の大手板紙メーカーは深刻な原料不足に備えて、海外展開を加速させている。欧米では既存工場のＭ＆Ａを進め、東南アジアでは新規プロジェ […]

2019年1月28日 関連業界 »  1313号

【中国 廃プラ】
廃プラペレットを使用する製品工場を見学
需要は依然高く、日本でのペレット化進むか

　千葉県で廃プラのペレット化を手掛ける㈱ファーイーストマテリアル（千葉県佐倉市下志津1238ー3、田上新九郎代表取締役）と、業務提携を行う㈱Ｔ＆Ｚジャパン（童英傑代表取締役）のアテンドにより、中国の廃プラ工場を3ヵ所案内 […]

2019年1月7日 市場データ 海外動向 »  1310号

【2020年問題】
中国の紙・板紙生産が大幅減、成長ストップ
古紙の輸入減で、さらに原料不足が深刻化

　2020年末をもって中国の古紙輸入量がゼロとなる「2020年問題」。残された猶予はあと2年となった。しかし、輸入ゼロの可能性について、深刻な原料不足に陥ることや、古紙は廃棄物ではないとの認識から懐疑的な見方もある。20 […]

2019年1月7日 市場データ 海外動向 »  1310号

【中国の古紙ヤード】
紙・板紙生産減で古紙回収量も微減か
ヤードは約3,000カ所、メーカー直営も

　今後、中国が輸入古紙を絞りながら、原料需給を安定させるためには、国内古紙の底上げがカギになる。回収率は40％台後半で、回収増の余地があるようにみえるが、沿岸都市部ではほぼ限界に近いとの見方もある。中国国内古紙の回収の展 […]

2019年1月7日 企業動向 海外動向 »  1310号

【中国の古紙回収】
蘇州に行政主導ヤード建設
再生資源の回収体系を構築

　昨年11月中旬、慶真紙業貿易（ＫＰＰ中国）のアテンドで、江蘇省蘇州市の古紙ヤード及び大型集約施設を見学した。行政主導による再生資源物全般の受け皿となるリサイクル設備の稼働が、中国各地で相次ぐ。2020年問題が実現するに […]

2018年12月17日 海外動向 »  1308号

【小黄狗】
中国で資源物回収ボックスを展開
分別回収をして電子マネーで還元

　中国・上海に設置されている資源物回収ボックスを見学した。これを手掛けるのは小黄狗というベンチャー企業で、今後3年間で中国全土に100万台、400億元の売上目標を掲げている。同社は2017年8月に設立。資本金は1億元で、 […]

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