中国の記事一覧

2020年12月7日 海外動向 »  1405号

【中国】
改めて輸入禁止を明言
鉄・非鉄は自由化へ

　去る11月25日、中国の生態環境省・商務省・国家発展改革委員会・税関総局は共同で、固形廃棄物輸入禁止に関する事項を発表した。 　この発表の主旨は、①固形廃棄物の全面的な輸入禁止、②それに伴う輸入ライセンスの廃止、③来年 […]

2020年11月30日 海外動向 »  1404号

【中国輸入ライセンス】
45社67工場に674万8740㌧
上位大手3社で59.1％を占める

　今年で最後になることが濃厚な中国の古紙輸入ライセンスをまとめた。計13回で674万8740トンが発行された。発行された製紙会社数は45社、工場数は67工場となった。古紙輸入で使われた港は13港だった。 　全体の3割弱を […]

2020年10月19日 古紙ジャーナル記事 »  1398号

【段ボール原紙市場】
9月に原紙輸出10万㌧超え
記録的な輸出増と在庫増

　日本製紙連合会の速報値によると、9月の段原紙の輸出が10.1万トンを記録し、大台に乗せた。月次ベースでは過去最多。ただし、製紙メーカー払出しの数量であり、貿易通関統計の値とは若干の誤差が生じる。 　段原紙の輸出量が増え […]

2020年10月12日 海外動向 » 1397号

【中国国内の増産計画】
大手２社が４台で計200万㌧の段原紙増設
パルプ・製紙の一貫化や湖北省で大型計画も

　古紙輸入規制に伴う原料不足を受けて、中国の大手メーカーはこれまで海外展開を加速させてきたが、中国国内においても増産の動きが活発化している。①国内古紙の使用を前提、②パルプ・製紙の一貫工場を新設、③コロナ禍の復興プロジェ […]

2020年9月21日 市場データ 海外動向 »  1394号

【中国の輸入量】
段原紙の輸入が急増中で古紙上回る
古紙パルプも初の100万トン超え

　今年7月の中国の古紙パルプの輸入量は17万646トンで前年同月比81％増、1～7月累計では106万7860トンで前年同期比2.1倍となった。初の100万トン超えとなり、通年では、180万～190万トンとなりそうだ。国別 […]

2020年7月20日 市場データ 海外動向 »  1386号

【中国の古紙パルプ・段原紙輸入量】
全面輸入禁止に向け代替需要が拡大

　来年初めから中国が古紙を全面輸入禁止することによって、古紙パルプと段原紙の輸入量がさらに伸びてきそうだ。 　古紙パルプは米国や東南アジア諸国で設備投資ラッシュが続く。輸入量も急増中で、5月の実績は9万6000トンで前年 […]

2020年5月25日 海外動向 » 1378号

【2019年中国 製紙・古紙需給】
古紙不足の中、段原紙の生産が回復傾向
内需型進展で古紙回収は280万㌧増

　中国造紙協会による2019年の紙・板紙統計の確報が公表された。紙・板紙の生産・消費ともにやや持ち直したものの、急減前の水準には回復していない。段原紙の生産もプラス成長に転じる中、深刻化するのが原料不足である。一時は古紙 […]

2020年5月25日 海外動向 »  1378号

【中国の古紙・製品価格推移】
段原紙・国内古紙価格の下落続く

　2017年から直近までの中国の国内古紙価格と輸入古紙価格、段原紙価格の推移をまとめたので、様々な視点から分析したい。 　まず現状から。現在の中国の段原紙価格は、2017年以降で最も安くなっている。最も高かった2017年 […]

2020年4月13日 市場データ » 1373号

【中国】
自前検査は輸出継続、国内古紙価格下落

　4月7日に7都府県を対象に緊急事態宣言が発令された。中国政府指定の再生資源物の船積み前検査機関であるＣＣＩＣ・Ｊａｐａｎは、非常事態宣言が発令された際、中国向け古紙輸出の全面停止を通達した。しかしその後、検査員は派遣で […]

2020年3月16日 市場データ » 1369号

【中国のメーカー別輸入量】
消えゆく市場、中国メーカー46社が日本から輸入
大手２社のナインドラゴンと山鷹でシェア45％占める

　2019年の中国のメーカー別古紙輸入量のデータを取得した。環境規制の強化から輸入ライセンスが毎年減り、輸入量はピーク時の3分の1まで落ち込んだ。中国のメーカーにとっては、工場の稼働率にも関わるため、輸入ライセンスの重み […]

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