中国の記事一覧

2018年12月10日 海外動向 »  1307号

【中国輸入量】
近隣諸国からの減り幅小さく
増加傾向も、価格変化とも連動
【国内回収量】

　中国の10月の古紙輸入量実績が明らかになった。4～9月の公表が遅れていたが、11月1日に突如再開し、10月分も順当に公表された。10月は130万トンの対前年同月比27％減、1―10月の合計では1283万トンの45％減。 […]

2018年11月26日 海外動向 » 1305号

【造紙協会 統計】
紙・板紙生産が7％減少
輸入は1,550万㌧か

　中国造紙協会の需給速報によると、1～9月の紙・板紙生産量は8,866万トンで、対前年同期比7％減。パルプの生産量も1,053万トンと同比16％減だった。別項のように1～9月の古紙輸入量が大幅に減ったが、今年は中国の紙・ […]

2018年11月19日 海外動向 »  1304号

【中再生】
厦門に中国全土の古紙問屋が集い大会
市況乱高下で、経営の安定化が課題に

　第3回中国古紙リサイクル大会が11月7日～9日までの3日間、厦門海滄融信華邑ホテルで開催された。中国再生資源回収利用協会（以下、中再生）の主催で、中国全土から古紙問屋約400名弱が一同に集った。第3回となる同大会は、「 […]

2018年11月12日 海外動向 »  1303号

【中国の輸入ライセンス】
土壇場での大量発行
船積み期限迫り、中小メーカーは困惑も
２回で248万トン発行、船積み最終は12月12～15日

　10月から11月にかけて中国政府が2回で計248万トンの古紙輸入ライセンスを発行したが、関係者には困惑も広がっている。ライセンスの使用は原則的に年内通関到着分までとされるため、欧州や米国からの調達では間に合わない。日本 […]

2018年10月22日 古紙価格・製品市況 »  1300号

国慶節明け、横ばい続く
下落観測は肩透かし
【中国向けの輸出市況】

　国慶節後、軟化が必至とみられた古紙輸出市況は、高値基調のまま、横ばいで推移している。軟化すると予想された要因は2つある。①中国の国内古紙価格の急落、②中国の段原紙や白板紙など製品価格の下落である。①は9月にトンあたり1 […]

2018年10月17日 海外動向 » 1300号

環宇国際がアジア・オセアニア統括を設立
王子製紙国際貿易出身の井垣氏が代表就任

　中国の板紙大手、山鷹国際ホールディングスの古紙調達部門である環宇国際は10月16日、日本にアジア・オセアニア統括部門を新たに設けた。 　環宇国際は、日本においてはサイコリンク・ジャパンで古紙調達を行ってきたが、2017 […]

2018年10月15日 古紙価格・製品市況 »  1299号

【中国の国内古紙】
国慶節明け、中国で反発
輸出価格にプレミアムで肉薄
【日本の国内調達価格】

　国慶節明けの8日、中国の国内古紙市況は最大でトンあたり200元（＝キロ3.3円ほど）上昇し、反発した。中国の国内古紙は、休暇前後の減産の影響で、9月中に10日間で約1,000元近く下落していた。価格がやや持ち直したこと […]

2018年10月15日 市場データ » 1299号

【関税率】中国が米国品の原料や紙・板紙に報復関税
他国には11月より関税率緩和の動きも

　中国による紙・板紙や製紙原料に対する関税率を整理しておきたい。米国との貿易摩擦の激化により、中国が報復関税に踏み切ったことで、米国と他国との間に関税率の差が生じている。報復関税は第一弾が7月6日から総額340億ドル相当 […]

2018年10月1日 市場データ » 1297号

【中国 2020年問題】
今年の古紙輸入量は1,600～1,700万㌧か
国内回収・パルプ輸入・製品輸入増で補う

　最近古紙業界で話題に上るのが、中国の2020年問題（古紙輸入の全面禁止）と大暴落があるのかどうか。現在は古紙バブルと言われるほど、過去最高の輸出価格を付けるが、2020年問題はわずか二年後に迫っている。中国は本当に古紙 […]

2018年10月1日 市場データ 海外動向 »  1297号

【古紙高騰を転嫁】丸紅系が段原紙再値上げ
パルプ・原紙に報復関税【米中の貿易戦争】

　丸紅系の製紙メーカーが販売する段ボール原紙をキロあたり八円値上げすると発表した。一貫系の段ボールメーカーへの販売分は10月21日から、専業系への販売分は11月1日から。値上げの理由は、古紙の輸出価格高騰に伴う調達価格の […]

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