古紙ジャーナル記事の記事一覧

2023年8月28日 海外動向 » 1538号

【中国回想 その⑨】
榮成紙業はQRで品質管理を徹底
中国で300万㌧生産、昨年は減少

　2017年に榮成紙業の浙江工場と新設した湖北工場を訪問した。同社は台湾メーカーで中国に積極的に工場を展開。当時の回想と現在の状況をレポートする。 　榮成紙業は1978年に設立。台湾・二林工場で年産1.5万トンの段原紙の […]

2023年8月28日 市場データ 関連業界 »  1538号

【上期の古紙需給】
11年連続の回収減
禁忌品資料を改定

　古紙再生促進センターの統計によると、今年1～6月の古紙回収量は868万トンとなり、対前年比3.4％減少した。11年連続の前年割れが続いており、通年では1735万トン前後になりそうだ。回収率は81.4％と前年に比べて1. […]

2023年8月21日 企業動向 関連業界 » 1537号

【古紙問屋の異業種進出③】
宮崎は自動車学校運営、興亜商事は農業
サンウエスパはクラフトジン製造が好評

興亜商事はアスノワを設立して農業と福祉事業に取り組む

　今回は古紙問屋・廃棄物業者の異業種への進出事例の第3弾。中部地区の愛知県・岐阜県では、下表のように8事例があった。宮崎は05年から自動車学校の運営を行っており、レストラン事業も昨年まで行っていた。ニチモウ商事はパルプモ […]

2023年8月21日 企業動向 古紙ジャーナル記事 1537号

大和紙料株式会社・名誉会長
矢倉義弘氏のお別れの会が開催

　去る8月8日、リーガロイヤルホテル大阪において、大和紙料㈱・矢倉義弘名誉会長のお別れの会が開催。全国から約千名が出席した。 矢倉義弘氏略歴 　昭和11年3月生まれ。昭和33年和歌山大学卒業後、大和紙料㈱入社。平成7年代 […]

2023年8月21日 古紙価格・製品市況 » 1537号

【国内古紙価格】
8月から新聞・段ボール下落
製品価格の下げ圧力も強まる

　8月から国内製紙メーカーが古紙調達価格を引き下げた（以下、キロあたり、問屋店頭価格）。下げ幅は新聞古紙で1円前後、段ボール古紙で0.5～1円となっている。製品の実需が弱いため、メーカーの古紙在庫も高水準が続いており、輸 […]

2023年8月7日 海外動向 »  1536号

【中国の段原紙市場】
需要軟化が長引く中、輸入原紙が急増
東南アジアに生産移転・各地の増産余剰が殺到

　中国の段原紙需要の低迷が長引きつつある中で、段原紙の輸入量が急増している。年初から関税が撤廃されたことに加え、東南アジアなど各地で新マシンが相次ぎ稼働。現地での需要が予想以上に弱く、世界最大の段原紙市場である中国へ流入 […]

2023年8月7日 市場データ » 1536号

【6月の古紙輸出入】
1年10ヵ月ぶりに20万トン超え

©shutterstock

　 　 　23年6月の古紙輸出量は20万2705トンで、対前年同月比14.9％増だった。今年に入って6ヵ月連続で対前年比増が続いている。月間の輸出量が20万トンを超えたのは、21年8月以来、1年10ヵ月ぶりとなる。 　1 […]

2023年8月7日 古紙価格・製品市況 市場データ 海外動向 »  1536号

【古紙輸出価格】
米欧OCCやや上昇
景気改善はまだ先か

　米国・欧州OCCが７月下旬に10ドル上昇した。米国OCC（＃11・段ボール古紙）の価格は、160～165ドルから170～175ドルに上昇している。上昇の理由としては、米国内の発生が悪いことや、インドの製紙メーカーが買い […]

2023年7月31日 インタビュー 企業動向 関連業界 »  1535号

【大綿】
国内・海外計13工場で月3千トン以上扱う
将来的に保管能力倍増、ケミカルにも対応

　日本で最大手の古布リサイクル業者である、㈱大綿（本社・愛知県愛西市北一色町東田面231番地）を訪問して、大島会長から様々な話を伺った。同社は現在、国内に8工場、海外に5工場で計13工場を構えており、月間3000～350 […]

2023年7月31日 市場データ »  1535号

【紙・板紙の上期内需実績】
全品種で前年割れ
先行きの不透明感続く

　日本製紙連合会の統計によると、今年1～6月における紙・板紙の内需実績は、1088万トンで前年より5.3％減となった。当初予想より3.1pt低く、35万トン少なかった。このペースだと通年では2180万トン前後となりそうだ […]

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