古紙ジャーナル記事の記事一覧

2024年11月4日 インタビュー »  1597号

【国立環境研究所・田崎氏講演】
未来学に基づく廃棄物の課題提示

　古紙再生促進センター創立50周年記念シンポジウムで、国立環境研究所の資源循環社会システム研究室・田崎室長の講演が非常に興味深かった。ちなみに同研究所は、元々は国立公害研究所として発足し、90年から広範化した環境問題を扱 […]

2024年11月4日 企業動向 » 1597号

三協紙業がSBT認証取得

　紙管製造メーカーである三協紙業（愛知県名古屋市、佐方將義社長）は、10月17日に中小企業版SBT認証を取得した。これによって紙管業界としては、北海紙管・日本化工機材・昭和丸筒に続いて4社目の認証取得となり、紙管業界の環 […]

2024年10月28日 企業動向 »  1596号

【尾張紙業】
無人回収所を全国最多の450ヵ所に展開
アルミ缶と古着の回収増で古紙減少を補う

　㈱尾張紙業（本社・愛知県清須市）を訪問して、野中社長と野中専務にお話を伺った。同社は愛知県・岐阜県下で古紙ヤード及び産廃ヤードを計3ヵ所運営している。また近年は無人回収所「エコモール」の展開を加速させており、その数はな […]

2024年10月28日 インタビュー »  1596号

【古紙再生促進センター50周年】
設立当初から回収・利用率が大幅増
今後は発生減・品質低下への対策が課題

　去る10月16日、経団連会館・国際会議場で、公益財団法人古紙再生促進センターの創立50周年記念シンポジウム及び記念祝賀会が盛大に開催された。シンポジウムでは、各有識者のリレー形式による講演が行われたが、かなりバラエティ […]

2024年10月28日 古紙価格・製品市況 市場データ 海外動向 » 1596号

【古紙輸出価格】
OCC価格が下落
日ONP・OMGは上昇

　米欧日の古紙輸出価格が下落している。米国OCC（＃11）は下表のように今年7月から下落が続いており、まだ下げ止まっていない。中国・インドの生産状況が悪く、需要が低迷していることが原因となっている。米国東海岸でのストライ […]

2024年10月28日 古紙価格・製品市況 市場データ 関連業界 »  1596号

【行政入札】
新潟と相模原で新聞が30円台に
紙パックが雑誌・雑がみより高く

　政令指定都市5市における直近の行政回収の入札結果を調査した。大阪市は既報の通り、全品で下落したものの、他市ではいずれも強含み。大阪市の場合、7月から8月にかけて輸出価格の急落した影響が大きい。今年は春以降、国内市況が騰 […]

2024年10月21日 インタビュー 企業動向 »  1595号

【ナガイHD・永井社長 インタビュー】
新規事業とM&Aによって事業領域を拡大
脱炭素・SDGsで若者から選ばれる企業に

　ナガイホールディングス㈱（本社・名古屋市西区則武新町三丁目1番17号 BIZrium名古屋4F）を訪問し、永井宏典社長にお話を伺った。同社は古紙・一般廃棄物・産業廃棄物を3本柱として、近年は積極的なM&Aによ […]

2024年10月21日 企業動向 市場データ 海外動向 »  1595号

【中国経済・製紙】
製造業・サービス業とも低調
【ナインドラゴン】
1年で黒字化、段原紙新設なし

　中国経済は依然として冷え込んでいる。中国の24年上半期のGDP成長率は5.0％。第一四半期（1～3月）が5.3％だったが、第二四半期（4～6月）は4.7％と減速している。中国政府は24年の成長率を5％に設定しているが、 […]

2024年10月14日 企業動向 » 1594号

【古紙ヤード】
1ヤード当り平均古紙回収量は721トン
10年比で31％減、平均売上も落ち込む

　近年の古紙回収量と古紙ヤード数から、1ヤード当りの平均回収量と1社当りの平均売上高を推定した。古紙回収量は14年以降、10年連続で減少が続いているが、古紙ヤード数はそれほど変化がなく、必然的に1ヤード当りの古紙回収量は […]

2024年10月14日 企業動向 関連業界 » 1594号

【新規事業】
解体業が最多の17社参入
自動車や堆肥、小型家電も

　23年7月～24年2月に掛けて、全10回に渡って「問屋の異業種進出」の特集を行ったので、少し時間は経ったが総括したい。下表のように、北海道から九州まで102の古紙問屋・廃棄物業者の異業種への取り組み事例を取り上げた。ど […]

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