今後、中国が輸入古紙を絞りながら、原料需給を安定させるためには、国内古紙の底上げがカギになる。回収率は40%台後半で、回収増の余地があるようにみえるが、沿岸都市部ではほぼ限界に近いとの見方もある。中国国内古紙の回収の展望を、①回収量の動向、②古紙ヤードの動向、③価格の推移から分析してみたい。 古紙回収量も微減か 2018年の紙・板紙の生産減は、古紙回収量にも跳ね返る。1307号に掲載したR...
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