市場データの記事一覧

【中国の古紙輸入量】
1ー2月輸入計は251万㌧
昨年同期に比べて218万㌧減

　中国の1―2月の古紙輸入量は250万7,000トンで、昨年同期の467万トンから46.3％減、量にして216万の減少となった。品種別では段ボールが91万トン減（32.1％減）、上物が6万トン減（39.9％減）、新聞.雑 […]

2月の古紙輸出入

　2月の古紙輸出量は23万1,968トンで、対前年同月比66.2％。1ー2月の累計は47万9,407トンで、対前年同期比66.5％となった。昨年8月以来、7ヵ月連続で20万トン台の輸出量が続いている。 　1ー2月の品種別 […]

【中国の国内回収】
輸入ライセンスの行方、カギ握る国内回収
ごみ減量や大手問屋の台頭で掘り起こし

　今後の中国における古紙輸入規制の行方と、密接にリンクするのが国内古紙の回収動向であろう。輸入古紙の減少分を国内回収の掘り起こしで補っていくことになるが、果たして現実味はあるのか。今年、ＭＩＸ古紙だけで輸入は500万トン […]

1月の中国向け輸出入統計にＭＩＸ古紙計上
近畿二港→ナインドラゴン太倉が主要ルート

　中国が今年1月から「ＭＩＸ（その他古紙）」（ＨＳコード＝４７０７９０）を輸入禁止に踏み切ったにも関わらず、統計上では輸出入の実績が記録されている。各方面から問い合わせも多く、このＭＩＸ輸出入統計の怪を調べてみた。 　ま […]

【行政入札】
中国急変で入札不調・価格急落が相次ぐ
雑誌・雑がみが1桁台、輸出不振が逆風に

　自治体による古紙売却の入札にも中国の輸入規制の影響が現れている。市況の急変から入札が不調に終わったり、落札価格が大幅に下がるケースが各地で相次いだ。特に自治体が掘り起こしを進めてきた「雑がみ類」が不振で、中国の品質基準 […]

雑誌の国内消費、2年連続増
シェアでは王子・日本が突出
【会社・工場別の雑誌古紙消費推移】

　雑誌古紙の消費量の変化に焦点を当てたい。中国メーカーは日本ＭＩＸ消費量を参考にした。雑誌古紙の国内消費量は、2009年以降、7年連続で減少が続いていた。ピークの2004年の消費量は271万トンだったが、2015年は19 […]

8回目のライセンス シップバック増加
中国古紙輸入

　去る3月16日、第8回目の中国の古紙輸入ライセンスが発表された。発表されたライセンス量は約131万6,000トンで、うち約128万5,000トンを9龍紙業（ナインドラゴン）が占めた。今回のライセンスの内訳は、玖龍紙業・ […]

2017年会社別古紙消費実績及び順位表

アジア・欧州生産増、北米減少
2016年の世界主要国の古紙、紙・板紙需給

　2016年の世界主要国の古紙需給及び紙・板紙需給を掲載する。古紙回収量は2億4219万トンとなり、前年より150万トン増（0・6％増）となった。地域別に見た古紙回収量のシェアは、アジア43％、欧州28％、北米22％、南 […]

【今年の古紙需給試算】
５月にはメーカー在庫が限界 ８０万トン弱がごみ化も

　公益財団法人古紙再生促進センターの統計によると、2017年の古紙回収量は2105万トンで前年より18万トン減少した。回収率も80・9％と前年より0・4ポイント下がった。 　古紙消費量は1712万トンと前年の87,000 […]