【紙・板紙の内需見通し】
デジタル化と値上げで紙需要の縮小加速
板紙は横ばい見通しも物流問題の影響未知数

©shutterstock

 日本製紙連合会によると、2024年の内需予測は3.1%減と前年に引き続き厳しい状況が続く見通し。特にグラフィック用紙が悪く、段原紙はプラス予想であるが、全体を補えるほどの回復力も見込めない。インバウンド需要といった押し上げ要因は、マイナス要因を抑制する程度に留まり、物流問題といった影響が未知数の側面もある。  まず2023年の生産量の実績から振り返りたい(下表を参照)。紙・...

この記事は有料サービスをご契約の方がご覧になれます。
契約されている方は、下記からログインを、
契約されていない方は無料トライアルをご利用ください。

KJ member ログイン

週間アクセスランキング

オピニオン »

発行物

古紙ヤードマップ申込

Top