2016年8月29日 古紙ジャーナル記事 1194号

【新聞古紙】
本格的な発行部数減で、回収量も激減か
世代交代の進展と新聞社再編が引き金に

新聞用紙の生産量と将来予測

 新聞の発行部数減が深刻だ。だが、ここ数年の減少は序章で、本格的な落ち込みはこれからともいえる。購読を支える高齢層の世代交代が進み、新聞社自体の再編が起きれば、一層の落ち込みを招くからだ。新聞古紙は今後、もっとも発生の減る品種の一つになるだろう。発生減から需給バランスはひっ迫し、取引価格は高値安定が続くものの、扱い量の減少で都市部の専業問屋の経営をじりじりと圧迫しそうだ。段ボールと雑がみが中心とな...

この記事は有料サービスをご契約の方がご覧になれます。
契約されている方は、下記からログインを、
契約されていない方は無料トライアルをご利用ください。

KJ member ログイン

週間アクセスランキング

オピニオン »

発行物

古紙ヤードマップ申込

Top