2010年2月8日 古紙ジャーナル記事 872号

【古紙相場の地域格差を考える】長期にわたる買い手市場時代の名残り(商慣習)か
鉄スクラップのように地域の需給を反映せず
輸出価格の高騰で地域間格差が拡大

今回は古紙相場の地域間格差(関東が高くそれ以外の地方が安い)について考えたい。本紙の調査によると、この格差は20年以上の歴史を持ち、日本の古紙相場に根強く定着してしまっている。この20年に日本の古紙は輸出の時代から輸入の時代に大きく舵を曲げたが、相場の地域間格差だけは解消されずに今日にいたっている。鉄スクラップのように地域の需給を反映した格差でないことだけは確かで、過去の買い手市場の名残とみられる...

この記事は有料サービスをご契約の方がご覧になれます。
契約されている方は、下記からログインを、
契約されていない方は無料トライアルをご利用ください。

KJ member ログイン

週間アクセスランキング

オピニオン »

発行物

古紙ヤードマップ申込

Top