6月下旬、中国政府は対ドルの人民元の為替相場の弾力化を認める声明を発表。その後、緩やかなペースで元高が進み、1カ月で約0.8%上昇した。中国政府が元の切り上げに動いたのは、金融危機前の08年7月頃から約2年ぶり。中国の製紙にとっては古紙やパルプといった原料を大量に輸入しているので、元の切り上げはプラスに働く。中国の購買パワーが増せば、古紙の輸入が頭打ちとなる2015問題も先送りになるか!? ...
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