
▼中国への古紙貿易はタイや台湾と違って相手の顔が見えにくい(古紙を使用しているメーカーが分からない)とかって指摘したことがあるが、今回訪問した中国の製紙大手、チェンミンやフワタイは日本の古紙をほとんど使用していなかった。両社とも輸入古紙の大半は米国品である。チェンミンは国内古紙もかなり使っているようだったが、新聞用紙向けのDIP(脱墨古紙パルプ)用途が中心のフワタイは国内古紙も使っていなかった。
▼考えてみると、ナインドラゴンにしても輸入古紙は米国中心。年産100万トンを超えるような中国の製紙大手(フワタイはまだ80万トンだが)は日本の古紙を使用していないことになる。日本の古紙を使わない理由として①脱墨しにくい②歩留まりが悪い③繊維強度がない④価格が高い-などなど。チェンミンは欧州品より品質が劣ると手厳しかった。7、8年前の中国の日本の古紙への評価を聞いているようだった。
▼これら大手以外では中国の製紙は昨年、100万トンもの日本の古紙を使かった。新聞、雑誌の需給が依然として緩んでいるので、今年は中国に年間140万トン輸出される見通し。将来、これら大手が日本の古紙を使用するようになると、さらに輸出が伸びる?
2026年04月06日
コラム「虎視」
私は1973年(昭和48年)生まれで、いわゆる団塊ジュニア世代。73年と言えば、日本中がオイルショックでパニッ[...]
2026年03月30日
コラム「虎視」
世界広しといえど、古紙の分別回収が浸透している国は、日本と韓国のみである。後進国では、古紙は貴重品なので捨てら[...]
2026年03月30日
ちょっとブレイク
私の小学生時代の将来の夢は、先生・バスの運転手・新聞記者だった。そしてその1つは、父が創業したおかげで、大手新[...]
2026年03月23日
コラム「虎視」
札幌市は09年7月から、家庭ごみ有料化と同時に雑がみの行政回収を始めた。これによってごみは有料、資源に分ければ[...]