▼本紙の原稿の締切は毎週水曜日。印刷屋で刷り上るのが金曜日で土曜日に発送、翌週の月曜日に読者の手元に届く。最近は輸出価格の変動が激しく、この5日間ほどのタイムラグで市況が大きく変わることも多い。またリアルタイムに情報を入手していても、新聞の活字になる頃には目新しくなくなることもある。これは以前から抱いていたジレンマで、これらを解消する新しいサービスを近々スタートする見込み。また最近は更新が止まっていたホームページを大幅にリニューアルするので、乞うご期待。
▼昨年11月、中国の南京で、中国最大のメディアである新華社通信の方やバイヤー、ブローカーの方達と面談をした。日本の古紙業界の新聞を発行していると言ったが、中国では古紙の業界紙はなく、半信半疑。本紙を先方に見せたところ、記事ではなく本紙の広告に大きな関心を示した。広告欄にチュンナム、サイコリンク、東方物産、西東京通商、トーチインターナショナル等、現地でも有名なバイヤーが名前を連ねていたからだ。「英語版か電子版があれば是非購読したい、日本の情報が欲しい」と言われたが、本紙はそのどちらもなく、結局は物別れに終わった。こちらもニーズはあるので、検討していかなければならない。
2025年10月20日
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古紙ヤードマップは先代創業者が本紙創刊時から考案していたもので、いつかは日本全国の古紙ヤードを一覧にして冊子に[...]
2025年10月13日
コラム「虎視」
10月4日に行われた自民党総裁選において、高市早苗氏が第29代総裁に選出された。15日に召集される臨時国会で第[...]
2025年10月06日
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製紙業界では周期的にバイオマスボイラーの建設ラッシュが起きている。2000年代はエネルギー転換やコスト削減を主[...]
2025年10月06日
ちょっとブレイク
時は明治時代、商人が集う大阪の街で薬問屋の奉公人として佐助は働いていた。主人の次女である春琴(しゅんきん)は、[...]