▼連休を利用してニュージーランドに出かけた。南島をレンタカーで走る。クイーンズタウンを始点に、マウントクックを経てクライストチャーチに。一歩、街をでたら、ブドウ畑と赤茶けた山肌と湖と牧場(羊、馬、牛を放牧)以外になにもない。西部劇?のような世界にびっくり。宿もホテルでなく、モーテルを利用。季節はちょうど日本の晩秋だった。面積は日本の4分の3だが、人口はわずか400万人。横浜市より少し多い程度。北島と南島からなり、南島はわずか100万人とか。旅をするとその国の経済状態が分かるし、日本を外から眺めることができる。
▼帰路、旅行会社の日本人アテンド(同国に住んで20年、永住権を取る)から耳にした話。日本からの若い旅行客がめっきり減っているとのこと。携帯電話の使用料にお金がかかり、余裕がないことが原因のひとつとか。心配だな。目立つのは中年の夫婦だった。
▼このニュージーも古紙の輸出国で、回収量の3割が中国向け。中国は世界の古紙をがぶ飲み(輸入)しているが、中国造紙協会の発表による昨年の紙・板紙生産量は7,787万トン。米国の8,300万トンに大きく迫った。北京オリンピックが開催される今年中に米国を抜いて世界一の生産国になるだろう。
2025年06月30日
コラム「虎視」
2015年に日本マテリオと共催して、古紙ジャーナル韓国ツアーを開催した。
▼その時に家庭紙メ[...]
2025年06月23日
コラム「虎視」
韓国には業界紙というものが存在しないという。その理由は主に3つある。
▼①そもそも各業界[...]
2025年06月16日
コラム「虎視」
日本には売上高1兆円超の上場企業が177社ある。その顔ぶれの変化は産業構造の移り変わりを映す。近年ではキーエン[...]
2025年06月09日
コラム「虎視」
各国の新聞用紙生産量は、ピーク比で米国は95%減、中国85%減、韓国77%減、日本は60%減。世界中どこを見渡[...]