
▼輸出価格が国内建値を上回るようになって久しかった(02年夏頃から常態になる)が、10月の輸出価格の暴落で一挙に逆転してしまった。主要3品でみると各品種とも10円前後の開き。大幅な逆内外格差に国内メーカーも戸惑いを隠せない。現在、建値に鞘寄せする形で古紙の値下げを進めつつあるが、建値そのものを下げると紙・板紙市況に与える影響が小さくない。建値は年内据え置くだろう。
▼急変した輸出環境に戸惑うのは古紙問屋や商社も同じ。中国側からの相次ぐキャンセルに振り回された10月だった。もっとも売り手市場であったため、これまで思うように買えなかった中国側の商社やメーカーからみれば、輸入数量を伸ばすチャンスでもあろう。ただ底値がみえないなかで買うには、大きなリスクをともなうけれど。
▼一番ほっとしたのは日本の古紙もの家庭紙メーカーだろう。冬場の需要期を迎え、古紙不足と値上がりが心配されていた。05年冬以来、模造、ケント、色上などの家庭紙向け古紙は今年3月まで(過去3年間で)2円づつ合計7回も値上がり。金額にしてキロ14円の上昇でこの間下げは一度もなし。①好調な輸出②国内洋紙の需要増ーなど、内外との争奪戦が激化していたからである。
2026年07月27日
ちょっとブレイク
史上最長で最多試合数となった北中米ワールドカップが幕を閉じた。
結果的にはスペインが1[...]
2026年07月20日
ちょっとブレイク
先日、日資連の全国大会が福井県で開催された。特別記念講演の講師として、福井県出身のアパホテル株式会社の代表取締[...]
2026年07月13日
コラム「虎視」
今回の米国ツアーをアテンドしてもらった津村氏は、㈱紙資源の大津社長に紹介してもらった。津村氏は、以前まで海外の[...]
2026年07月06日
コラム「虎視」
家庭紙市場で輸入紙の存在感が年々増している。これまで輸入品の中心はティッシュだったが、トイレットペーパーも勢い[...]