2021年11月15日 オピニオン » 1451号

コラム「虎視」

コラム「虎視」

 2020年の出版物の販売額は、紙媒体が対前年比1%減、電子媒体が同28%増で、紙+電子では4.8%増となった。コロナ禍で巣ごもり需要が膨らんだ形だが、その中で特に牽引したのがコミック(同23%増)とパズル誌(同19.5%増)。今回はパズル誌にスポットを当てる。

 ▼パズル誌と言ってもジャンルは様々。知識系ではクロスワードや漢字パズル、ロジカル系のスケルトン、数字系の数独、ビジュアル系のまちがいさがし等の種類がある。20年のパズル誌の推定発行部数は3575万冊、増刊やムック本等を含めると計4742万冊。販売金額は135億円で対前年比19.5%の大幅増となった。ちなみに昨年は18社で161点のパズル定期誌が発行された。

 ▼現在、世界中で最もポピュラーなパズルが数独(すうどく)。3×3のブロックに区切られた9×9の正方形の枠内に、1から9までの数字を入れるパズルゲーム。この数独の発案者で名付け親は日本人の鍜治氏である。80年に日本初のパズル誌を発行し、84年に数独を掲載した。日本で静かなブームだったが、04年に英紙タイムズが掲載してから世界中で人気となった。現在は毎年世界大会が行われ、数百万人が数独に夢中になっていると言われる。

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