
ヤードという言葉を調べてみると、次の意味がある。①庭・中庭、②鉄道の操車場、③自動車の解体施設、④作業場・仕事場。日本ではバックヤードやストックヤードという使い方が多い。ちなみにバックヤードは裏庭や倉庫、ストックヤードは倉庫や保管庫という意味を持つ。
▼1992年4月に創刊した本紙で、古紙ヤードという言葉が最初に登場したのは、同年7月の第14号だった。「変貌する古紙直納業」という連載記事で、「持ち込み増え引き取り減る古紙ヤード、将来は計量・支払の無人化も」という見出しに登場した。その後、90年代後半から次第に新設ヤードの情報を伝えるようになり、日本全国に古紙ヤードがいったい何ヵ所あるかという素朴な疑問に繋がった訳である。
▼世界各国で製紙メーカーの工場をまとめた一覧はあるが、古紙ヤードを国レベルで詳細に調査したのは、本紙だけではないか。他国にない理由は、①調べる組織(公的機関・組合・業界紙等)がない、②メーカーや商社、ブローカー等のバイヤーは教えたくない、③価格の変動や競争で浮沈が激しい、④法整備がないー等が考えられる。欧米でもサプライヤーリストを共有するという考えはなく、企業秘密という認識が強い。
2025年12月15日
コラム「虎視」
高3の息子は奈良高専の情報工学科に通っているが、今週、社会見学活動で大阪府警を訪問する。「サイバー攻撃やサイバ[...]
2025年12月08日
コラム「虎視」
03年に高良・高橋常務、古紙ジャーナル創業者の父、私の3人で、愛媛県の常裕パルプ工業を訪問した。そこで古紙パル[...]
2025年12月01日
コラム「虎視」
日本国内の古紙利用工場は中小を含めて約140カ所。そのうち家庭紙(ティッシュ・トイレット等)を生産するのは52[...]
2025年12月01日
ちょっとブレイク
凄い時代が来たものである。大谷選手は、投手で10奪三振の好投を見せながら同じ試合で3本塁打を放ち、全てのメジャ[...]