家庭紙向け古紙の需給軟化が続く。東では4月初旬より富士のメーカーがキロ2円下げたことで、複数のメーカーが追随。西でも1~2円前後下げに動いた。様子見姿勢の他メーカーも、時間差で値下げ交渉に入るとみられている。 ただ、この先行したメーカーの場合、昨年から月産1000トンのパルプ品のマシンが稼働するなど、再生品の生産比率を下げるといった事情もある。産業系古紙の発生減が加速する中、今回の値下げには...
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