
▼東日本大震災を機に、企業の情報管理を支援するサービスの需要が高まっている。例えば、機密書類では保管から処分までを一括委託するサービスが盛況だという。情報漏洩のリスクだけでなく、自然災害による情報流失への対策も不可欠になった。機密書類は内部保管に限界があるが、外部の専用倉庫で安全に保管すれば、必要な際には情報を引き出すことができる。
▼こうした機密書類の保管サービスを手掛けるのは、住友倉庫、三井倉庫、ワンビシアーカイブスなど。倉庫業や総合的な情報管理サービスを手掛ける大手が、都市部を中心に文書保管の専用倉庫を設けている。セキュリティや耐震性、生体認証まで備えた施設は、初期投資が40億円前後と安くはないが、利益率は高いという。中には溶解設備を備えたところがあり、処理工程も内製化している。
▼機密処理の市場が拡大したのは05年4月の個人情報保護法の施行から。07年9月には企業に内部統制を求めた日本版SOX法も導入され、ニーズが一段と高まった。機密処理を手がける古紙問屋も増えたが、保管業務まで拡げたケースは聞かない。新規参入も増えつつあり、ペーパーレスに対応して保管書類の内容を電子化できるなど、サービスも多様化している。
2026年02月23日
コラム「虎視」
これまで20年にわたって各国貿易統計のデータを取得していたのが、ジェトロ(日本貿易振興機構)のビジネスライブラ[...]
2026年02月16日
コラム「虎視」
2月8日、第51回衆議院議員総選挙が投開票され、結果的には自民党の歴史的大勝に終わった。この国政選挙の投票用紙[...]
2026年02月09日
コラム「虎視」
紙製容器包装の回収は、容器リサイクル法の制定と同時に始まった。当時から28年が経過したが、紙製容器包装の回収率[...]
2026年02月02日
コラム「虎視」
小学館の文芸誌であるGOATが異例の売れ行きをみせている。文芸誌は、新人作家の発掘や単行本化の動線、文壇での評[...]