2011年11月28日 古紙ジャーナル記事 961号

【森田紙業】全国から調達したクラフト古紙を原料に
品質管理の徹底でパルプや薬品に対抗
クラフト古紙の回収率は20%前後

森田紙業の入口から見た外観

クラフト古紙を専門に取り扱う古紙問屋、森田紙業㈱(森田英明代表取締役社長、本社・東京都西多摩郡瑞穂町箱根ヶ崎2113-1)を訪問した。クラフト古紙とは、クラフト紙袋の損紙や使用済みの米麦袋のことで、原紙の強度を高める貴重な原料になっている。同社はこのクラフト古紙を全国から集め、独自の規格を築くとともに品質確保にも徹底して取り組み、パルプや薬品に対抗してきた。段原紙や段ボール古紙が値上げに動く中、補...

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