
▼大阪市の橋下市長が大阪市議会の代表質問での答弁で、家庭から出る古紙を資源ごみとして分別収集する考えを示した。ごみの減量化を推進する狙いで、2012年度内にも始めるという。
▼昨年度の大阪市の集団回収量は約3万5,000トン。大阪市の人口を考慮すると、この回収量はかなり少ない。ちなみに大阪市より35万人ほど人口が少ない名古屋市の集団回収量は約10万トン。大阪市の家庭系古紙の潜在量がどれくらいあるかを推計すると、大阪市の人口(267万人)×1人当りの家庭系古紙回収量(全国平均=年35.7キロ)=9万3,500トン。単純に考えると集団回収量を引いた5万8,500トンの古紙が民間で回収されているか、もしくは燃やされていることになる。民間の回収方法としては、①ちり紙交換、②個人商店や集合住宅は事業系で回収されている、③スーパー等の店舗回収ー等が挙げられる。
▼今4月から一般廃棄物の処理料金が現行のキロ5.8円から9円に改正される。また家庭ごみの有料化も検討されている。古紙の掘り起こしに繋がる3点セット(古紙の分別収集、事業系ごみ料金の搬入規制もしくは料金アップ、家庭ごみの有料化)が遅まきながら揃い、大阪市の古紙回収量は大幅に増えるか。
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