
▼本紙は世界中の古紙ヤードを訪れてきたが、これほど清掃の行き届いたヤードは見たことがない。今号で特集した下田商店の本社ヤードのことである。取材のため急にあつらえた感じはない。ベーラーの部品間に埃1つ落ちていないのをみれば分かる。しかも取材後の夕方4時から1時間かけて、構内を掃除するのだという。
▼同社を取材していて、①行政との強い連携、②品質に対するこだわり、③経営陣である親族の結束が印象に残った。これは1ヤードの古紙問屋が今後生き残るための条件とも言えないだろうか。①は古紙の発生が減る時代に地域のニーズを汲み、扱える資源のアイテムを増やすことが求められるし、②は買い手市場になっていく中で高い品質を保ち、市場ルートに乗せる手腕が欠かせない。
▼③については、親族の結束は何よりの競争力を生む。親族の不和は余計なコストを増やすからだ。ある問屋がそこまで市況の悪くない時期に某メーカーの資本参加を受け入れた。高値による仕入れ競争と無理なヤード展開がたたり、資金繰りが悪化したためだ。だが、その底流には親族間で分裂し、同じ地域で顧客を取り合っていたことがある。身内の反目は、結果的に経営の弱体化を招くことすらあるのだ。
2026年06月22日【京都生協・ ハートコープきょうと】
物流センターを集約して大型ベーラーを設置
周知徹底でカタログ類と内袋の回収量が増加
2026年06月22日【こんの】
創業75周年迎え現場ユニフォームを刷新
全員参加でデザイン選定、一体感を醸成
2026年06月22日【製紙・古紙需給】
洋紙の減少再び顕著に
段ボール古紙は回収増
2025年07月14日【熊谷紙業】
古河工場で古紙ドライパルプの生産を開始
当面は月1千トン、将来的に月1万トン目指す
2026年01月12日【~㈱南都興産 谷方夫代表取締役インタビュー~】
「古紙を有価物として回収して価値を上げる」
「リサイクル率の上昇が最終処分場の延命に」
2026年06月22日
コラム「虎視」
古紙再生促進センターでは、2025年から雑がみの掘り起こし活動として「雑がみさまを探せ!」と題した様々な啓発活[...]
2026年06月22日
ちょっとブレイク
この号が読まれている頃、私は米国の地に降り立っているか、または米国に向かう空の上だろう。以前のコラムで書いたが[...]
2026年06月15日
コラム「虎視」
牛乳パックの回収が世の中に広まったのはもう40年以上前だ。当時は、飲み終わった牛乳パックを製紙原料として使うと[...]
2026年06月15日
ちょっとブレイク
伊坂幸太郎著の「重力ピエロ」を読んだ。アマゾンのミステリー小説ランキングで、先月以来、売れ行きが急上昇中である[...]