
▼「二代目病」に陥ってないだろうか?某商社の方いわく、古紙問屋の跡継ぎに商談を持ちかけても、あれこれ理由を付けて判断を先延ばしにし、結局断られることが多いそうだ。その点、創業者の決断は早いし、揺るぎがないという。確かに事業が軌道に乗ってから入社した後継者は、難しい判断をした経験が乏しく、意思決定能力に欠けているのかも知れない。
▼そもそも古紙問屋の原点は「人がやりたがらないこと」を事業化した、逆張りの仕事だった。一見、無価値にみえる古紙を集め、資源として取引し始めたのも発想の転換であった。他人がやらないということで、常に競争優位に立てたわけだが、時代が巡り、参入者も増えてくると、逆張りだったはずが競争過多となり、収益性が低下するというジレンマに陥る。
▼業界が似たもの同士の蛸壺化し、経営者の決断力も弱ったとすると、いよいよ先行きが暗いかのようだ。しかし「やりたがらないこと」の先には必ず「困っている人」がいたはずである。この二つの視点にこそ、業界が強みとし、発展しうる要素が詰まっているのではないか。先の商社の方は市況が悪いときほど、逆張りで営業に回る。裏を返せば、困った状況に常に寄り添う姿勢を貫いているわけだ。
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