
共和紙料の中村市太郎会長が今年4月18日に急逝した。本紙の創業者と同じ昭和21年生まれで、昨秋お会いした時はとても元気そうだった。むしろ脳卒中で半身不随となって闘病中であるうちの父のことを心配して、とても気に掛けてくれていただけに非常に驚いた。
▼共和紙料は1951年(昭和26年)、大阪市此花区で中村博氏が個人商店として創業。会社設立は67年で、同時期に本社を高槻市に移転した。現在は大阪府下に7ヤード(高槻・高槻第二・東大阪・長田・門真・八尾・港)を展開している。またグループ会社として信和商事・天馬・ケーアールシーがある。信和商事は京都・大阪・滋賀・三重に5ヤード、天馬は大阪で2ヤードを運営。ケーアールシーは運送会社、他にベトナムに関連会社がある。
▼本紙が創刊したのが92年で、中村市太郎氏の社長就任が93年。本紙創業者と同年生まれで同時期に社長になったこともあり、交流が盛んだった。本紙創刊時、中村氏は「1年間だけは広告を出すが、その後は出さない。いろんな新聞や業界紙があるが、広告を頼りにするようではダメ。中身で勝負してほしい」と言われたと聞いた。その言葉は今でも古紙ジャーナルの経営方針として受け継いでいる。ご冥福をお祈りいたします。
2025年10月27日
コラム「虎視」
今回は山﨑紙源センター特集。社名は「やまさきかみげんセンター」と読む。「やまさき」を「やまざき」、「かみげん」[...]
2025年10月27日
ちょっとブレイク
10月21日、衆議院の首相指名選挙で過半数を得票し、第104代首相に高市早苗氏が選出された。日本の憲政史上初め[...]
2025年10月20日
コラム「虎視」
古紙ヤードマップは先代創業者が本紙創刊時から考案していたもので、いつかは日本全国の古紙ヤードを一覧にして冊子に[...]
2025年10月13日
コラム「虎視」
10月4日に行われた自民党総裁選において、高市早苗氏が第29代総裁に選出された。15日に召集される臨時国会で第[...]