各種統計データの記事一覧

2018年2月5日 市場データ »  1265号

【紙・板紙】
段原紙の輸出急増、過去最多に
新聞用紙は５年連続の落ち込み

　表のとおり、日本製紙連合会は2,017年の紙.板紙需給速報を発表した。生産量は2652万トンと前年比0.9％増で、2年連続の増加となった。紙が前年比0.8％減の1459万トン、板紙が3.1％増の1193万トンと板紙の増 […]

2017年10月23日 市場データ »  1251号

【オフィス 発生古紙】
オフィスペーパー・シュレッダー紙の回収低調
小規模オフィスや混在ビルでごみ化目立つ

　去る10月5日に開催された、古紙再生促進センター主催の「紙リサイクルセミナー」で、『オフィス発生古紙の実態と紙媒体の機密文書処理』と題した報告があった。事業所で発生する古紙処理の実態について、816件の回答を取りまとめ […]

2017年10月16日 市場データ »  1250号

【中国予測】
遅くとも2032年には古紙輸入ゼロ、輸出国に
早ければ環境政策によって3年後に古紙輸入禁止

　本紙では2010年3月に「2015年問題」と題した将来的な中国予測を報道した。中国の経済停滞が思ったより早く訪れた影響で、シミュレーションをした数値と実数には開きが出たが、反響は大きかった。そこで今回、「中国は将来的に […]

2017年10月2日 市場データ »  1248号

【輸出比率】
香港は100％、40％を超えるのは11ヵ国

　各国の古紙輸出比率を調査した。回収量、輸出量、輸入量はＲＩＳＩ調べ。数値は2015年、日本のみ16年。輸出比率＝輸出量／（回収量＋輸入量）。 　先々週号では、香港で多くの古紙が溢れている事態を報道した。香港の古紙の輸出 […]

2017年10月2日 市場データ »  1248号

【世界のトップ30】
ＩＰが売上・生産量で世界を牽引
Ｍ＆Ａ活発化で順位入れ替えも

　Ｐａｐｅｒ３６０°誌の9ー10月号によると、2,016年の世界の製紙メーカーの売上高トップ30社は左表の通りとなった。トップの米のインターナショナル・ペーパー（ＩＰ）が売上で211億ドル、生産量で2240万トンと群を抜 […]

2017年9月18日 市場データ 海外動向 »  1246号

【2016年のアジアの古紙輸入】
中国の他8カ国を合わせても3分の1
インドのＭＩＸ輸入が300万㌧超

　アジア9カ国における2016年の古紙輸入量データから、中国と他アジア諸国の輸入量を比較した（ベトナムのみ統計発表が遅れるため2015年データ）。 　9カ国の輸入量合計は、3811万トンで前年より12万トン減。各国別にみ […]

2017年7月3日 市場データ »  1236号

【中国のメーカー別古紙輸入量】
ナインドラゴンが全世界から９３２万㌧輸入
各社の調達網の全貌が明らかに

　中国は情報統制が厳しいというのが一般的な見方だが、対価さえ支払えば他国では公開していないような興味深い統計情報を入手できる側面もある。今回、中国税関がまとめた製紙メーカー別の古紙輸入量のデータ1覧を入手した。過去にも1 […]

2017年6月19日 古紙ジャーナル記事 »  1234号

【製紙メーカー 利益率】
世界の売上高上位20社の利益率を検証
日本メーカーの利益率は地域別で最低

　2015年の世界の製紙メーカー売上高上位20社の利益率・ＲＯＥ（資本利益率）を比較した。左表及び下図を見ると一目瞭然。日本の製紙メーカーの利益率の低さが目立つ。 　トップ20社の国別の内訳は、米国がトップで5社、次いで […]

2017年6月19日 企業動向 »  1234号

【ポイント制 古紙回収】
全国のポイント制古紙回収機は2087台
上位3社でシェア61％を占める

　近年、家庭系古紙の回収方法に大きな変化が見られる。古紙価格の高止まりにより、仕入競争が熾烈になっていることが背景にあるが、2008年以降、急速に広まったポイント制古紙回収の存在も見逃せない。本紙の最新の調査では、ポイン […]

2017年5月22日 市場データ »  1230号

古紙消費量が前年割れ、2000年代で初
紙・板紙の生産量・消費量は微増傾向続く
【中国造紙協会の2016年統計より】

　中国造紙協会が先日発表した統計によると、2016年の中国の紙.板紙生産量は対前年比1.4％増の1億855万トン、消費量は0.6％増の1億419万トンだった。生産より消費の伸びが鈍化したことで、生産量から消費量を差し引い […]

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