自治体の記事一覧

2020年3月16日 市場データ »  1369号

【横浜市】
集団回収で最大の業者が3月末に大幅撤退
市況低迷で民間主体の回収システムが岐路

　横浜市で集団回収を担っている最大の回収業者が、4月から広い範囲で撤退する。昨年末にも回収業者3社の撤退で混乱が生じたが、今回は月間約650トンの回収量に相当するエリアが対象で、再び波紋が広がりそうだ。撤退する地区では、 […]

2020年2月3日 市場データ » 1363号

【東資協】
「集団回収非常事態宣言」を発令
市況低迷で回収業者の撤退相次ぎ

　主に再生資源の回収業者で組織される東京都資源回収事業協同組合（松本貞行理事長、以下、東資協）が1月20日、「集団回収事業非常事態宣言」を発令した。集団回収から撤退・廃業する業者の増加を受けて。 　昨年からの古紙市況の暴 […]

2020年1月13日 市場データ » 1360号

【集団回収・行政回収クライシス】
横浜市の一部で行政回収を緊急実施
市況下落・需給軟化で揺らぐ回収システム

　古紙輸出市況が暴落して早や1年が過ぎた。中国の環境規制によって、20年ほど続いた輸出バブルが終焉し、グローバルな需給環境の急変に直面している。新年第2号では、集団回収や行政回収といった既存の古紙リサイクルの仕組みへの影 […]

2020年1月13日 市場データ »  1360号

【横須賀市資源回収協同組合　藤田和秀理事長インタビュー】
地域に根差し、集団回収をインフラとして定着

　神奈川県横須賀市は、集団回収における回収業者への助成額が全国一高いキロ10円を付けることで知られる。横須賀市資源回収協同組合が中心となって独自の集団回収のシステムを築き、地域のインフラとして定着させてきた。手厚い助成金 […]

2020年1月13日 市場データ » 1360号

【集団回収 業者助成】
横須賀市が全国トップのキロ10円
市況低迷で増額の動きが広がる

　集団回収によって家庭系古紙を集める際の採算が悪化しており、各地で自治体が助成金を手厚くしたり、回収業者が増額を要請する動きが広がっている。多様な回収方式が広がってきたとはいえ、環境省調べによる集団回収の年間回収量は20 […]

2020年1月13日 市場データ » 1360号

【行政回収の売払い金未回収問題】
業者倒産で、栃木3市における
古紙売却益約3000万円が未回収

　中国需要による古紙バブルに浮き立ったのは、古紙業者だけでなく自治体も同様であった。行政回収で集めた古紙を入札で売払う自治体が増加。古紙再生促進センターの調査によると、入札制を取る自治体は全体の23％を占めた。この入札参 […]

2019年12月23日 市場データ » 1358号

【横浜市・集団回収】回収業者3社が回収不能に

　横浜市は12月初旬から、資源集団回収の登録業者3社が回収不能になり、鶴見区・港北区などで、その登録業者と契約していた登録団体の古紙・古布の集団回収が停止する事態に陥っている。これを受けて横浜市は、新たに回収を請け負う業 […]

2019年12月2日 市場データ » 1355号

【行政回収】持ち去り離散で、収集量も回復傾向
【集団回収】回収業者への助成金が各地で復活

　古紙輸出価格のドン底市況が長引いていることにより、家庭系の古紙回収の仕組みにも影響が現れてきた。①持ち去り業者の離散と行政回収の回収量増、②集団回収における業者助成金の復活、③ヤード閉鎖・倒産による受け皿の消失――など […]

2019年11月4日 市場データ »  1351号

【札幌市 雑がみ回収】
全国市町村で最多の雑がみ回収量(年間1万8000㌧)誇る
落札単価は㌔4.7円に下落、今後さらに下落

　古紙の余剰問題が出てくると、必然的にグレードの低い古紙から順に行き場を失っていく。先日、本紙が調査した各自治体の行政回収による雑がみ売払い価格は、概ねキロ4円～6円台。品質が安定しない雑がみ類は、原料としての優先順位が […]

2019年4月22日 古紙価格・製品市況 » 1325号

【行政入札】
売却価格が昨秋より大幅下落
中国問題でも回収停滞みられず

　中国の古紙輸入規制を受け、米国の都市では従来のリサイクルが破綻するケースも現れ始めたという。だが日本では今までのところ、①品質改善による輸出継続、②他国への振り替え輸出、③国内向けの消費増によって、古紙需給は比較的バラ […]

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