回収・消費の記事一覧

　昨年の米国の製紙・古紙需給を日本と比較しながら検証する。昨年はコロナ禍で、米国は包装用紙・衛生用紙・段原紙がプラス成長となった。その一方で、新聞用紙と印刷・情報用紙の生産は日本よりも落ち込みが激しくなった。また米国の古 […]

　今後古紙は余るのか？バランスするのか？足らないのか？そんな問い合わせが多い。当初は、昨年まで中国向けに輸出されていた古紙が余剰することも懸念された。しかし世界的な段ボール需要の増加は、コロナ禍でも減速せず、むしろ今後の […]

2021年2月22日市場データ » 回収・消費1415号

古紙回収率と古紙利用率は過去最高を記録　昨年の古紙回収率は過去最高の85.0％を記録した。これまでの過去最高は18年の81.6％だった。19年は、12年以来7年ぶりに80％を割って79.5％に低下していたが、わずか1年 […]

　2月は不需要期にあたるため、各社でボイラー点検などによるマシン休転が予定されている。ただ、今年は例年より期間が長い工場もあり、古紙需給にも影響を与えそうだ。コロナ感染拡大の緊急事態宣言の延長で、製品需要の回復も読みにく […]

　製紙業界は2050年までに生産活動におけるＣＯ2排出量の実質ゼロを目指す。これまでも温暖化対策に取り組んできたが、長期ビジョンでカーボンニュートラル産業に向かう将来像を示した。紙・板紙の生産量で4割減を見込み、再生可能 […]

　昨年10月～12月にかけて、全国の人口10万人以上の自治体を対象とした「古紙・古布・廃プラスチックのリサイクル実態調査」を実施した。対象の自治体数は284市区（261市＋東京23区）で、昨年末時点の返答数は243市区。 […]

　日本製紙は2021年9月をもって釧路工場（北海道）における紙パルプ事業から撤退する。電力事業のみ今後も継続する。現在、6号機と7号機で計22万1000トンの生産能力がある。生産品種は新聞用紙とクラフト紙。新聞用紙の生産 […]

　大王製紙の三島工場が10月半ばより、「板紙ＭＩＸ」の新グレードで、雑誌系の古紙を調達している。同社の問屋会「アオイテラス」に属する問屋26社からは、夏頃より調達を進めてきた。　板紙ＭＩＸとは、以前中国に輸出されていた […]

　ＡＩ技術の導入によって、古紙や廃棄物の収集を最適化する試みが活発化している。ＡＩ技術を取り入れることで、これまでの勘や経験に頼っていた部分を補い、より効率的な配車ルートの設定が可能になる。導入にあたっては、①事業者主導 […]

　京都府が廃棄物分野でＡＩ・ＩоＴを活用することの出発点は、最終処分場を延命しなければならない危機感からである。最終処分場に持ち込まれる産業廃棄物のうち、有効活用されないものは11.2万トン。これを2020年度までに7. […]

古紙ジャーナルは古紙業界の専門紙として1992年に創刊。古紙リサイクル業界の最新ニュースやマーケット動向を日々取材し、お伝えしています。

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