中国の記事一覧

2017年12月11日 古紙価格・製品市況 »  1258号

【古紙価格】
米欧日ともに輸出価格は軟化
中国国内古紙価格は過熱収まる

　12月に入り、中国向けの古紙輸出価格は軟化傾向にある。下表のように、米国.欧州.日本の全品種とも前月より価格が下落した。ＯＣＣ（段ボール古紙）は13～20ドルの下落。ＯＮＰ（新聞古紙）は10～25ドルの下落となっている […]

2017年12月4日 市場データ 海外動向 »  1257号

【中国向けの古紙輸出】
12月15日の船積みを最後にＭＩＸ輸出がストップ
ライセンス発行に遅れ、大手が強気の買い姿勢

中国の古紙市況が不安定な動きをみせている。10月にバブル化していた中国の国内古紙価格が急落した一方で、輸入古紙価格が上昇。このままＶ字回復に向かうと思いきや、製品価格が半値ほどまで下がり、輸入古紙も反落する展開となってい […]

2017年11月13日 古紙価格・製品市況 »  1254号

【中国の古紙調達価格】
中国の国内古紙が乱高下
輸入古紙価格の騰勢続く

　中国の製紙メーカーが自国古紙の暴騰で先行き不安に直面している。これまで順調に製品価格に転嫁できたが、段ボール原紙の価格も異常な高水準（キロ100円前後）まで上がった。すると段ボールの加工メーカーは、中国国内の高い段ボー […]

2017年11月6日 古紙価格・製品市況 市場データ »  1253号

【中国の古紙輸入】
米欧日OCCが200ドル超える
9月のMIX輸入量は増加

　先週号で報道のように、9月の香港のストライキによる影響や、10月の共産党全国大会開幕による新聞需要の高まりにより、中国政府は1部の輸入ライセンス枠の返還を認めた。しかしこれを全面解禁と捉えた欧米の輸出業者・中国の輸入業 […]

2017年10月30日 関連業界 »  1252号

【中国 廃プラ事情】
今後は第三国経由のペレット輸出が主流に
排出元の細かい分別の徹底が前提になる
【マー・ファクトリー原田社長に聞く】

　本紙では今年6月、中国江蘇省の廃プラリサイクル工場である蘇州天和再生塑料制品有限公司を訪問し、7月に中国の廃プラリサイクルの現状として報道した。同社が扱っている廃プラは全て日本品で、年間2万トンのバラ品と年間10,00 […]

2017年10月23日 海外動向 »  1251号

【ナインドラゴン】
今年下半期の生産量、半期では過去最高予想
来年の古紙輸入ライセンスは20％減の予測

　先号で、中国ナンバーワンの製紙メーカーであるナインドラゴン（玖龍紙業）が、2017年6月決算で、売上・利益ともに過去最高益を達成したと報道した。今号では、ＲＩＳＩ中国版に掲載されたナインドラゴンの今後の動向についての見 […]

2017年10月16日 市場データ »  1250号

【中国予測】
遅くとも2032年には古紙輸入ゼロ、輸出国に
早ければ環境政策によって3年後に古紙輸入禁止

　本紙では2010年3月に「2015年問題」と題した将来的な中国予測を報道した。中国の経済停滞が思ったより早く訪れた影響で、シミュレーションをした数値と実数には開きが出たが、反響は大きかった。そこで今回、「中国は将来的に […]

2017年10月9日 海外動向 »  1249号

【ナインドラゴン】
売上・利益ともに過去最高価格
輸入古紙の比率は62％（金額ベース）

　中国の最大手メーカーであるナインドラゴンの2017年6月期決算が9月21日、同社ＨＰで公表された。売上は前年比22％増の392億元（＝6629億円）、営業利益は同期比51％増の66億元（＝1110億円）だった。未曽有の […]

2017年9月25日 市場データ 海外動向 »  1247号

【中国の製紙メーカー】
環境監査で不合格になったのは44社
うち16社が日本古紙を計82万㌧購入

　中国環境部が8月に発表した環境監査による不合格企業は590社。そのうち現時点で判明している製紙メーカーは44社。左表はその製紙メーカーのリストで、省名・企業名・主な不合格理由とともに、2016年の日本からの品種別古紙輸 […]

2017年9月18日 市場データ »  1246号

【中国向輸出】
追加ライセンス下りず
日OCC、日MIXは下落

　中国製紙メーカーの輸入ライセンスの更新が滞っている。次号で詳細を報告するが、概要は以下の通り。 　7月～8月に行われた中国政府の製造業約1,800社を対象に行われた立入監査によって、中間報告では約66％の企業が不合格と […]

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