市場データの記事一覧

2017年2月27日 市場データ » 1219号

【家庭紙市場の動向】
大王製紙が日清紡ＰＰを買収
東海製紙工業も傘下に

日清紡ペーパープロダクツの生産拠点の概要

　大王製紙は2月10日、日清紡ホールディングスから紙事業部門である日清紡ペーパープロダクツ（以下、日清紡ＰＰ）を買収すると発表した。買収額は約250億円で、日清紡ＰＰが抱える家庭紙、洋紙、紙加工品のすべてを傘下に収める。 […]

2017年2月20日 市場データ » 1218号

【2016年の製紙・古紙需給】
古紙回収量は2,118万トン
前年より22万トンの減少

2016年の製紙・古紙需給

　昨年の古紙需給のデータが出揃ったので、総括する。昨年の古紙回収量は約2,118万トンで、対前年比1％減。量にして約22万トンの減少となった。昨年は上半期（1ー6月）が対前年比18万トン減、下半期（7ー12月）が同4万ト […]

2017年2月20日 市場データ » 1218号

【2015年の世界主要国の古紙・紙・板紙需給】
アジアの需要増、欧米から補う

　2015年の世界主要国の古紙需給及び紙・板紙需給を掲載する。全世界で古紙回収量は対前年比1.8％増、古紙消費量は同1.6％増加した。回収増を牽引したのが、中国、米国、スペイン、ドイツ、スペイン、トルコ、ポーランドなど、 […]

2017年2月20日 市場データ » 1218号

韓国・台湾から古紙輸出が増加傾向
アジア諸国間の域内流通が活発化

各国の古紙自給率

　日本から古紙の輸出量が減る一方で、アジアの域内流通量は増加傾向にある。もともと自国だけで古紙をほぼ自給できるのは、アジアの中で日本だけ。他のアジア諸国は不足分を輸入することで補っている。自給できるというのは、回収量が消 […]

2017年2月20日 市場データ »  1218号

【古紙輸出】
需給ギャップ縮小で４年連続の前年割れ
段原紙輸出は過去最多で原料不足に拍車も

　古紙の輸出価格が高騰しているのを後目に、古紙の輸出量は減り続けている。昨年実績も4年連続の減少となった。一方で、段原紙の製品として輸出される量は、年々増加傾向にあるため、古紙需給の逼迫感に拍車がかかっている。稼働益や在 […]

2017年2月13日 市場データ » 1217号

【紙・板紙需給】
紙は減少、板紙は増加続く
2026年に紙と板紙が逆転か

2016年(平成28年)の紙・板紙需給

　2016年の紙・板紙需給が日本製紙連合会から発表された。 　昨年の紙.板紙生産量は2629万トンで、対前年比0.2％増。うち紙が1472万トンで0.8％減、板紙が1157万トンで1.5％増。紙と板紙の比率は56：44。 […]

2017年2月6日 市場データ » 1216号

１２月の古紙輸出入

　12月の古紙輸出量は35万6,593トンとなり、対前年同月比8.1％増。1〜12月の通年では413万8,080トンで、対前年比2.9％減となった。 　2016年の古紙輸出量は2.9％減となったが、輸出量が最多だった20 […]

2017年2月6日 市場データ » 1216号

【2016年の中国の古紙輸入量】昨年の輸入量は2850万㌧(2.7％減少 ) ＯＮＰ(新聞古紙)とＭＩＸ(雑誌・他古紙)の減少響く

　2016年の中国の古紙輸入量は約2850万トンとなり、前年より2.7％減少した。日本の古紙輸出量は2012年をピークに4年連続で減少。中国の古紙輸入量は、2012年に初めて3000万トンを超えたが、それ以降は上下動があ […]

2017年1月30日 市場データ » 1215号

【家庭紙市場の動向】
内需拡大で家庭紙増設ラッシュ
古紙ものにパルプ配合も増える

　家庭紙の国内需要が好調に推移する中、新マシンの増設計画が相次ぐとともに、輸入紙の流入も増えている。日本製紙連合会が発表した、2017年の内需試算報告によると、家庭紙の内需は昨年（見込み）、201万トンと過去最多に達した […]

2017年1月30日 市場データ 海外動向 »  1215号

【ネット通販】
中国では来年103兆円規模に
段原紙需要は日中で計600万㌧増

世界的に紙・板紙生産が伸び悩む中で、需要を牽引しているのがネット通販によるパッケージ需要である。特に中国のネット通販の伸びは凄まじく、2010年に日本を抜き世界2位に、13年には米国を抜いて世界1のネット通販大国に成長し […]

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