市場データの記事一覧

2019年4月15日 市場データ 海外動向 » 1324号

【正隆紙業】
ベトナムの新工場が輸入ライセンス取得
本格稼働で月1万5,000㌧の輸入古紙を調達

　台湾の正隆紙業によるベトナムの新工場が3月29日、正式に政府から古紙輸入ライセンスを取得した。許可は3年ごとの更新。同国でも輸入古紙に対する検査体制が強化され、新たなライセンス取得が難航。同工場は昨年7月に竣工していた […]

2019年4月8日 市場データ » 1323号

2月の古紙輸出入

　2月の古紙輸出量は24万198トンで、対前年同月比3.5％増となった。1ー2月の累計は42万3,271トンで、対前年同期比11.7％減となった。前月からは大きく増加したものの、6カ月連続の30万トン割れとなった。昨年は […]

2019年4月8日 市場データ » 1323号

【国内メーカー】ＧＷ中、各地で荷止め
輸入ライセンス交付遅れ【中国の古紙輸入】

　4月から5月のゴールデンウィークの10連休に合わせて国内製紙メーカー各社はマシンを休転し、古紙の荷受け制限も実施する。 　レンゴーは、直前まで古紙の荷受け期間は不確定としているが、マシンの休転期日は確定している。国内最 […]

2019年4月8日 古紙ジャーナル記事 市場データ » 1323号

【印刷用紙】設備削減・輸入減・特需などで需給逼迫
グリーン購入法の印刷用紙調達は柔軟に

　5月1日に元号が平成から令和に変わる。官公庁・自治体などを中心に各種申請用紙を記載変更する必要が生じ、印刷情報用紙は特需が見込めそうだ。しかし2月半ば以降、印刷情報用紙は需給が急激に逼迫し、流通在庫はかつてないほどの低 […]

2019年4月1日 市場データ 海外動向 » 1322号

【古紙パルプ】
日本では外販少なく、新規投資にも慎重な構え
中国勢の東南アジアでの投資、マシン移設も視野

　中国の古紙輸入規制による原料不足から、古紙パルプの需要が高まっているものの、日本の事業者は新規投資には慎重で、様子見の姿勢が強い。中国の規制の行方や輸送コストなど課題が多く、事業性の見極めが難しいからだ。一方で中国の製 […]

2019年3月25日 市場データ 1321号

【昨年の古紙需給を分析】
雑誌のみ国内消費量が増加(対前年比 20万トン増)
段ボール・新聞は中国向けが大幅増

　需給両業界では時期的に発生と消費のギャップが生じる。大まかに言えば、発生が伸びる上半期は、需給ギャップが拡大することから、輸出量が伸びる傾向がある。対して下半期は、国内消費量が伸びることから、需給ギャップが縮小して輸出 […]

2019年3月25日 市場データ » 1321号

【国内古紙消費量】
輸出増で新聞古紙1割減
雑誌古紙の国内回帰進む

　古紙再生促進センターがまとめた統計によると、2018年の古紙消費量は1,696万トンで昨年より0.9％減、数量にして15万7,000トン減った。ただし、品種別にみると消費量の増減に凹凸がある。増えたのが雑誌古紙で、19 […]

2019年3月11日 市場データ » 1319号

1月の古紙輸出入

　1月の古紙輸出量は18万3,073トンで、対前年比26％の大幅減となった。18年12月は28万5,288トンだったので、前月対比でみても35.8％の減少だ。月間輸出量が20万トンを割るのは、リーマンショック直後の08年 […]

2019年3月4日 市場データ »  1318号

【段原紙の輸出入】
日本の輸出、50万㌧台維持もライナー急伸
中国の輸入、古紙代替で6割増の250万㌧

　近年伸びている段ボール原紙（ライナー・中芯）の日本からの輸出量と中国の輸入量の動向を調べた。 　18年に日本から輸出された段原紙は55万9,000トンに上り、前年比1.2％減だった。段原紙の輸出は13年以降急増していた […]

2019年2月25日 市場データ » 1317号

古紙回収率は過去最高更新
古紙回収量は5年連続減少

　昨年の製紙・古紙需給統計が出揃った。2018年の紙・板紙生産量は、対前年比1.7％減の2,605万トン。紙・板紙消費量は同2.7％減の2,533万トン。国内の消費減が著しいが、紙・板紙の輸出増によって、生産減を抑えてい […]

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