段ボール業界に激震が走ったのが、2012年6月の公正取引委員会による一斉調査だった。その後、製品への価格転嫁が難しくなり、古紙価格との三位一体も薄れた。一時は各社が再びシェア争い、安売りへひた走ることも危惧された。だが、未曽有の古紙市況高騰を受け、大手一貫ではなく専抄メーカーが値上げを主導。「段ボール原紙高」ありきの価格体系がうまれた。そして大手一貫メーカーは戦略を大きく転換。段ボール市況や値上...
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