企業動向の記事一覧

2024年9月16日 企業動向 古紙価格・製品市況 » 1590号

【古紙国内価格】
発生減で国内市況も騰勢
古紙不足に危機感募る

　国内向けの古紙実勢価格で内々格差が拡がっている。9月に入り、新聞古紙が30～35円、雑誌古紙が17～21円、段ボール古紙が19～24円を付ける。段ボール古紙については、輸出比率の高い九州エリアでは25～26円も付くよう […]

2024年9月2日 インタビュー 企業動向 »  1588号

【㈱紙資源・大津社長 インタビュー】
古紙問屋の六男として育ち、裸一貫で独立
リーマンショックを乗り越えたことが自信に

　株式会社紙資源（本社・福岡市）の大津正和社長にお話を伺った。1981年（昭和56年）創業という古紙問屋では後発ながら、独自の戦略によって成長を続けており、九州地区では堂々第二位の古紙扱い量（月間7000～8000トン） […]

2024年8月26日 インタビュー 企業動向 関連業界 »  1587号

【ダイセキ環境ソリューション】
23年に杉本商事と資本業務提携を締結
資源リサイクル事業に100億円投資

　㈱ダイセキ環境ソリューション（本社・愛知県名古屋市）を訪問し、山本浩也代表取締役社長にお話を伺った。既報のように同社は2023年4月、滋賀県の古紙問屋である㈱杉本商事（滋賀県彦根市）及び㈲杉本紙業（滋賀県長浜市）を資本 […]

2024年8月26日 企業動向 » 1587号

【日本製紙】
国内最大級の新聞用紙マシン停機
グラフィック集約の3拠点を予想

　日本製紙による洋紙工場の集約化が進んでいない。2022年11月に将来的にグラフィック用紙の生産拠点を3ヵ所程度に集約すると公表し、この8月にも抄紙機2台の停機を決めたものの、集約の判断は先送り。22年発表の秋田工場で洋 […]

2024年8月5日 インタビュー 企業動向 関連業界 »  1585号

【吉田稔商店】
機密処理工場に垂直コンベアを設置
80年代に日本初の古紙選別ラインを導入

　㈱吉田稔商店（本社・奈良県大和高田市）のヤードを訪問し、吉田雅已社長に話を聞いた。既報のように吉田社長は今年6月、全日本機密文書裁断協会（旧パピルスネットワーク）の会長に就任。様々な工夫を施した同社の機密文書処理工場を […]

2024年7月29日 企業動向 海外動向 » 1584号

【カンボジア特集③】
クラフトジン（MAWSIM）の生産過程を見学
ホテイアオイからエタノールを抽出

　㈱サンウエスパ（本社・岐阜市）の原社長のアテンドにより、今回のカンボジアツアーが実現し、古紙問屋・産廃業者と本紙で計8名が参加した。特にホテイアオイが実際に生息しているトンレサップ湖や、エタノール製造プラント、ジン蒸留 […]

2024年7月22日 企業動向 海外動向 » 1583号

【カンボジア特集②】
ごみ山のウエストピッカーが国内に多数点在
拾った資源物の買取り価格は日本と変わらず

　今年6月に訪問したカンボジア特集第2弾。ちなみにこのカンボジア視察ツアーは、㈱サンウエスパ（本社・岐阜市）の原社長にアテンドしてもらった。同社はカンボジアでホテイアオイを使ったクラフトジンの製造を行っており、次号以降で […]

2024年7月22日 インタビュー 企業動向 海外動向 » 1583号

【カンボジア雑感】
暗黒の歴史から微笑みの国に

暗黒の歴史 　カンボジアの人口は約1700万人で、平均年齢はなんと26歳だという。隣国のベトナムの平均年齢も30代と低いが、カンボジアは更にその上をいく。しかし平均年齢が低い理由は、およそ30年という長期に渡った内戦によ […]

2024年7月15日 インタビュー 企業動向 »  1582号

【藤川紙業 藤川達郎社長インタビュー】
関東商組の新理事長に就任、課題発見と発信へ意欲
古紙問屋に求められる業態転換と労働環境の改善

　関東エリアは全国の古紙の約4割が集まるが、今年5月、関東製紙原料直納商工組合（以下、関東商組）の理事長が13年ぶりに交代し、㈱藤川紙業（本社：東京都荒川区）の藤川達郎代表取締役社長が新たに就任した。同社は、北海道から九 […]

2024年7月15日 企業動向 海外動向 » 1582号

【世界の製紙メーカー】
スマーフィット・ウエストロック誕生
生産能力2400万t、売上5.6兆円

　7月5日、以前から合併に向けて協議していたスマーフィット・カッパ（アイルランド）とウエストロック（米国）が正式に統合した。同時にニューヨーク及びロンドン証券取引所への上場も発表された。新会社名はスマーフィット・ウエスト […]

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