国内製紙メーカーによる古紙調達価格の実勢相場を調査した。もはや建値(基準価格)はほとんど意味をなさず、実際の取引価格は完全に潜った状態。メーカーと古紙問屋との相対による個別交渉が基本線だ。発生減で需給は逼迫しており、メーカーの発注量に対する完納割れも続出。こうした中、量を保証できるならば、問屋の「言い値」さえ通るような場面もあるという。 かつてない古紙の不足感の中で、実勢の調達価格はどのくら...
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