古紙価格が低迷する中、物流コストの増大が重しとなっている。ネット通販の配送料値上げに象徴されるように、古紙を出荷する際の運賃にも値上げの動きが広がっている。 例えば、国内向けの東京―富士間。1部の運賃は2円台半ばを付けており、2円以内で出荷できない状況が起きている。静岡地区は、メーカーの調達価格を工場着値で提示し、問屋店頭価格にプラス2円の運賃コストを見込んだものだった。地場の問屋を優遇しつ...
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