古紙ジャーナル記事の記事一覧

2018年2月5日 古紙ジャーナル記事 1265号

【2017年の中国の古紙輸入量】
9.8％減の2572万トンに
昨秋以降、米国品比率上昇、日本下落

　昨年の中国の古紙輸入量は2572万トンで、対前年比9.8％減となった。1面に記載のように、今年は更に500万〜900万トンほどの減少が見込まれている。 　昨年の品種別の古紙輸入量は、ＯＣＣが10.0％減、上物が3.5％ […]

2018年2月5日 市場データ » 1265号

【中国の古紙輸入】
昨年11月から急減し、年間では1割減に
今年は1,700万～2,100万㌧まで激減の予想

　中国の古紙輸入制限の影響が統計データにも表れ始めた。昨年12月の中国の古紙輸入量は95万トンと前年同月より64％も落ち込んだ。月間ベースで100万トンを割るのは約13年ぶりのことである。2017の古紙輸入総量は2,57 […]

2018年1月29日 海外動向 » 1264号

【米国古紙】
中国の禁忌品0.5％制限の発効で
シングルストリーム古紙はゴミ化!?

　近年は米国の古紙回収率が上昇しており、2016年は67％。米国は2020年の古紙回収率目標を70％に設定している。 　米国の家庭系の古紙回収のおよそ8割はシングルストリーム（資源物混載回収）で、回収された資源物は、全米 […]

2018年1月29日 市場データ »  1264号

【古紙輸出】
第4期ライセンス公示
価格は春節前で弱含み

　2面にも記載したが、1月22日、中国環境部は第4期の輸入ライセンスを公示した。古紙の輸入ライセンスは、19社19工場で計111万トンが認可された。これで第1期から第4期までの認可量は、合計で49万トンとなる。企業別では […]

2018年1月29日 海外動向 » 1264号

【米国 段原紙】
段原紙需要が増加、段原紙マシン
計17台が稼働、うち10台が転抄

世界的に段ボール需要が拡大 　世界的にネット通販に代表されるＥコマースの普及拡大によって、段ボールの需要が増加している。ＡＦ＆ＰＡ（米国林業製紙協会）によると、2016年から2021年の世界の段ボール需要の成長率予測は1 […]

2018年1月29日 市場データ »  1264号

【雑誌古紙】
中国からＭＩＸ還流で国内工場が断続的荷止め
ＯＭＧグレードで輸出継続、需給のカギ握る

　1月中旬、関東の某問屋のヤードで、中国向けに輸出されているＯＭＧ（雑誌）を見せてもらった。見た目は「白っぽさ」を保ち、日本の国内向け雑誌とほぼ同じ品質レベルだという。行政やオフィス系の回収品で、選別ラインで段ボールや抄 […]

2018年1月22日 市場データ » 1263号

【家庭紙】
今年、４社で新マシン稼働の増設ラッシュ
中国がＭＩＸ輸入禁止も需給タイト

　今年は家庭紙メーカーの増設ラッシュの年となりそうだ。4社（1社は合弁事業）で月産計1万トン相当の家庭紙マシンが立ち上がる。2社は新設で、もう2社はスクラップ＆ビルドによるもの。1万トンのうち、パルプものが8,500トン […]

2018年1月22日 市場データ » 1263号

【北上製紙が事業撤退】
段原紙・新聞用紙等を生産
原料高騰で収益回復せず

　日本製紙のグループ傘下である北上製紙が事業撤退を決めた。今年7月末をもって、すべての生産活動を終了する。同社は1948年（昭和23年）の創業以来、新聞用紙と段ボール原紙等を生産してきた。地産地消の製紙メーカーとして製品 […]

2018年1月22日 インタビュー » 1263号

【板紙・段ボール関連三団体共催 新春賀詞交歓会より】
ネットビジネス支えるスマホと段ボール

　板紙・段ボール関連3団体共催の新春賀詞交歓会において挨拶した関係者からは、古紙価格の高騰、中国の輸入規制をどう乗り越えるかといった発言が相次ぎ、古紙の動向に強い関心が注がれた。また公の場で価格誘導につながる発言は避けな […]

2018年1月22日 市場データ »  1263号

【雑誌古紙】
板紙生産好調だが雑誌古紙の板紙向けは減少
中芯原紙の雑誌古紙消費比はわずか7.3％

　日本の雑誌古紙について数回に分けて特集をする。第1回目は「国内の雑誌古紙の消費」について考えたい。既報のように今年から中国向けのＭＩＸ古紙の輸出が禁止された。その影響もあり、国内の雑誌古紙は余剰感が出ている。この雑誌古 […]

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