海外動向の記事一覧

2018年12月17日 海外動向 » 1308号

【中国の 輸入規制】
2020年末の固形廃棄物の輸入ゼロ確実に
古紙≠固形廃棄物の認識差あるが除外困難か

　中国政府が2020年末をもって実施する古紙の全面輸入禁止の方針がほぼ既定路線となってきそうだ。11月29日に北京で開かれた「海外ごみの越境禁止に向けた固体廃棄物輸入の管理制度改革に関する中央所轄部門第1回全体会議」の中 […]

2018年12月17日 海外動向 »  1308号

【小黄狗】
中国で資源物回収ボックスを展開
分別回収をして電子マネーで還元

　中国・上海に設置されている資源物回収ボックスを見学した。これを手掛けるのは小黄狗というベンチャー企業で、今後3年間で中国全土に100万台、400億元の売上目標を掲げている。同社は2017年8月に設立。資本金は1億元で、 […]

2018年12月10日 海外動向 »  1307号

【中国輸入量】
近隣諸国からの減り幅小さく
増加傾向も、価格変化とも連動
【国内回収量】

　中国の10月の古紙輸入量実績が明らかになった。4～9月の公表が遅れていたが、11月1日に突如再開し、10月分も順当に公表された。10月は130万トンの対前年同月比27％減、1―10月の合計では1283万トンの45％減。 […]

2018年12月3日 海外動向 » 1306号

【中国の輸入実績】
1ー9月の段原紙輸入量が倍増
東南アジアからの伸びがけん引

　中国の段ボール原紙の輸入量が倍増している。日本紙類輸出入組合がまとめた中国税関の1―9月実績によると、190万トンで前年同期比101％の伸びだった。 　中国の輸入規制強化によって古紙の輸入量が半減した代わりに製品の輸入 […]

2018年11月26日 海外動向 » 1305号

【中国の税関検査】
通関手続き、Ｘ線や組成調査等で10日間
乍浦港から製紙メーカー3社が荷受け

　10月上旬、浙江省にある乍浦（チャープー）港を訪問し、今年から中国で強化された税関検査体制の様子を取材した。一時はコンテナ着から通関手続きを終えるまで1カ月ほど要していたが徐々に改善し、現在は10日前後となっている。ご […]

2018年11月26日 海外動向 » 1305号

【造紙協会 統計】
紙・板紙生産が7％減少
輸入は1,550万㌧か

　中国造紙協会の需給速報によると、1～9月の紙・板紙生産量は8,866万トンで、対前年同期比7％減。パルプの生産量も1,053万トンと同比16％減だった。別項のように1～9月の古紙輸入量が大幅に減ったが、今年は中国の紙・ […]

2018年11月26日 海外動向 » 1305号

【中国の古紙輸入】
日本古紙以外は価格下落
ライセンス早期発表も!?

　今年も11月11日の独身の日は、中国全土でネット通販の売上記録を更新した。最大手のアリババは、308億ドル（約3兆5,000億円）の新記録を達成。前年は253億ドル（約2兆5,000億円）だったので、22％増となった。 […]

2018年11月19日 海外動向 »  1304号

【中再生】
厦門に中国全土の古紙問屋が集い大会
市況乱高下で、経営の安定化が課題に

　第3回中国古紙リサイクル大会が11月7日～9日までの3日間、厦門海滄融信華邑ホテルで開催された。中国再生資源回収利用協会（以下、中再生）の主催で、中国全土から古紙問屋約400名弱が一同に集った。第3回となる同大会は、「 […]

2018年11月12日 海外動向 »  1303号

【中国の輸入ライセンス】
土壇場での大量発行
船積み期限迫り、中小メーカーは困惑も
２回で248万トン発行、船積み最終は12月12～15日

　10月から11月にかけて中国政府が2回で計248万トンの古紙輸入ライセンスを発行したが、関係者には困惑も広がっている。ライセンスの使用は原則的に年内通関到着分までとされるため、欧州や米国からの調達では間に合わない。日本 […]

2018年11月12日 海外動向 » 1303号

【中国の古紙価格】
国内品と輸入品で対極の動き
【日中の段原紙】
繊維強度の不足が表面化

　中国の国内古紙価格は不安定な動きながら、やや下落している。広東省の中国ＯＣＣのＢ級品価格は、10月下旬の2,500元／トンから400元下落し、現在は2,100元となった。円換算ではキロ34.4円。また江蘇省のＯＣＣのＢ […]

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