海外動向の記事一覧

2022年1月31日 古紙価格・製品市況 海外動向 » 1461号

【古紙輸出価格】
ＯＣＣの輸出価格が上昇
雑誌は需給が緩む懸念も

　Ｊ―ＯＣＣ（日本の段ボール古紙）の輸出価格が上昇している。欧米からの物流が滞っていることで、ベトナムのメーカーが価格を上げてきたことによる。またその起因となっているのは、Ａ―ＯＣＣ（米国段ボール古紙）のインド向け輸出価 […]

2021年12月13日 海外動向 » 1455号

【中国回想 その５】
反日デモの最中、上海に
報道と現実のギャップ体感

　2012年9月16日、私は中国・上海の浦東空港に降り立った。この日から6泊7日で中国の大手メーカー各社を回る旅が始まるはずだった。アテンドは当時住商紙パルプで中国に滞在していた中道氏（現国際紙パルプ商事）である。ちなみ […]

2021年11月29日 海外動向 1453号

【中国回想 その４】
福建省・聯盛紙業の工場を見学
コロンス島と南普陀寺を訪問

　少し間隔が空いてしまったが、中国回想シリーズを続けたい。ちなみに当初は、第4回に中国の日系ヤード撤退の裏側を取材しようと試みたが、「話したくない」「騙された」という数々の声を聞き、取材を断念した経緯がある。中国に進出し […]

2021年11月22日 海外動向 » 1452号

【パルプ 価格・需給】
中国向け下落も他地区は高止まり
今年は歴史的な上昇、現在は一服

　米国ＮＢＫＰ（針葉樹晒クラフトパルプ）の価格が、今年6月から下がり続けているという報道がある一方、欧州や日本では、木材パルプの輸入価格は高止まりをしている。また1面・4面で触れているように、印刷・情報用紙の値上げが各社 […]

2021年11月15日 海外動向 » 1451号

【米国の段原紙市場】
コロナ禍以降、4回の段原紙値上げ
転抄・新設で500万㌧超の増設計画

　世界的な古紙市況を見通すには、米国の存在感が大きい。中国が古紙を輸入禁止した後も世界最大の供給源となっており、今年の輸出量は1640万トン前後に達する見込み。一方で、米国国内でも段原紙需要が伸びており、2020～23年 […]

2021年11月1日 企業動向 海外動向 »  1449号

【中国大手3社】
玖龍紙業、2023年に世界一の生産量に
3社とも中国国内で木材パルプ生産に着手

　中国の大手製紙メーカーは、昨年からのコロナ禍による影響、今年からの古紙輸入禁止による影響で、厳しい局面を迎えると考えていたが、大きく予想を裏切った。玖龍紙業の21年6月期の決算は、売上高が前年期比20％増、純利益が同7 […]

2021年11月1日 海外動向 »  1449号

【韓国】
来年のＭＩＸ古紙輸入禁止を撤回
古紙原料不足で製紙メーカー懇願

　21年1月、韓国環境省は21年末をもってＭＩＸ古紙の輸入を禁止すると発表したが、これを条件付きで撤回する方針を固めた。韓国製紙連合会が各製紙メーカーに送付した文書によると、「2022年混合古紙（ＭＩＸ古紙）の輸入禁止政 […]

2021年11月1日 企業動向 海外動向 »  1449号

【マレーシア】
ＧＳＰＰ2号機が試運転開始
船積み前検査、来年1月から開始か

　王子グループのＧＳＰＰ（マレーシア）で10月、2号機である年産45万トンの段原紙マシンがテスト抄造を始めた。同社のセランゴール工場は王子が2010年に買収。年間30万トンの段ボール原紙の生産能力があり、ライナーと中芯を […]

2021年10月11日 企業動向 海外動向 »  1446号

【ビナクラフトペーパー】
ベトナムのハノイ近郊で
370億円投じ新工場

　ビナクラフトペーパーがベトナム北部のハノイ近郊で新工場を建設する。生産品種はライナーと中芯原紙で、生産能力は年間37万トン。稼働開始は2024年1～3月を予定している。 　同社はタイのＳＣＧ（出資は子会社のサイアムクラ […]

2021年6月7日 市場データ 海外動向 »  1429号

【１～4月の中国輸入量】
タイから古紙パルプ輸入増
段原紙ではラオスが最多

　今年1〜4月の中国の輸入実績を調べたところ、古紙パルプはタイとインドネシア、段原紙はラオスからの輸入が伸びている。 　古紙パルプの4月の輸入量は17万3千トンで前年同月比4.6％増、1〜4月累計は65万5千トンで前年同 […]

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