ベトナムのビナクラフトペーパーを取材した。レンゴーの合弁事業で、合弁相手は東南アジア最大手のSCG。年間約50万トンの生産能力は今やベトナムで最大手の段原紙メーカーだ。2009年稼働の1号機は、リーマンショック後の経済回復を捉え、2016年に増設した2号機は昨今の中国からベトナムへの製造業移転の需要を見据える。機をみた投資拡大で競合他社の参入・増設の動きより一歩先んじる。古紙調達においても、現地...
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