日本から古紙の輸出量が減る一方で、アジアの域内流通量は増加傾向にある。もともと自国だけで古紙をほぼ自給できるのは、アジアの中で日本だけ。他のアジア諸国は不足分を輸入することで補っている。自給できるというのは、回収量が消費量を上回っているという意味である。ちなみに、自給率と利用率の違いを整理しておくと、自給率は、自国で回収した古紙で自ら消費する量をどのくらいまかなえるかという比率。日本の場合、3万...
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