家庭紙が増設ラッシュの様相だ。5月に入り王子HD・三菱製紙連合も新たな家庭紙事業の計画に名乗りを上げた。今後3年間でパルプ品を中心に内需の約5%に相当する年産10万8000トンが新たに立ち上がる。まるで2007~8年に起きた4社4台による印刷用紙マシンの増設の再来をみているかのようだ。再生紙品でも設備のスクラップ&ビルドなどで生産体制を増強する動きがある。需要は拡大基調にあるものの、インバウンド...
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