2023年1月16日 企業動向 »  1508号

【ナコジ】
12月末に全株を大本紙料に売却し傘下に
「社員を守るため」、老舗オーナーが決断

ナコジ川口営業所。500坪の広さで月間1400トンの古紙を扱う

 関東の古紙問屋である㈱名古路紙業が昨年12月末、古紙事業である㈱ナコジの全株を大本紙料㈱に売却し、大本グループの傘下となった。名古路紙業は1907年(明治40年)創業で、社歴116年を有する老舗問屋。前オーナーの名古路勝彦氏は5代目社長で、2011年にも本社ヤードを閉鎖・土地売却した後、「資本と経営の分離」を模索。今回、大手傘下に入ったのは、「社員を守るため」といい、従来の雇用形態を維持し、社名...

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